日大アメフト問題が視聴率を取りまくる
日大アメフト問題が視聴率を取りまくると話題! 政治問題より感情移入しやすく「最高のネタ」
悪質なタックルに端を発した日大アメフト部の問題は連日ニュースを騒がせている。タックルをおこなった選手本人の会見にはじまり、ついには関東学連も監督やコーチから指示があったことを認定し、除名処分を決定した。
これで日大が全面的に責任を認めて謝罪でもすれば沈静化するのであろうが、いまだ否定し続けているため、報道はまだまだ続きそうだ。しかし、この降ってわいた特需にテレビ各局は大喜びだという。
「報道もワイドショーもニュースになるネタがなければ困ります。なおかつ、視聴率に繋がるネタほどありがたいものですが、今回の日大アメフト問題は数字もとれますし、継続的にニュースにできるだけの情報が日々あがってくるので最高のネタになっています」(テレビ局ワイドショープロデューサー)
嬉々とした様子がわかるが、視聴率がとれるネタだからこそ人員も割いているそうだ。
「通常なら、このレベルのニュースではあり得ないんですが、今回は専従班を組んでいます。政治部、経済部、社会部など各分野の記者の混成チームを作り、アメフト関連のニュース取材をおこなわせています。モリカケ問題に専従班はいますが、スポーツ関連で専従班は相当珍しい存在ですね」(同)
人員を大量に割いてまで取材するのは理由があるという。
「このニュースも日大が早々に謝罪していれば早期の幕引きもありました。しかし、徹底抗戦の構えなので、長期化が予想されます。また、当事者である選手だけではなく日大のコーチや監督、さらには学長、理事長など関係者も豊富なので、毎日何かの情報が飛び出てきます。さらに卒業生であるOBや父兄、学連なども会見をしたりコメントを出してくれるので毎日ニュースにできます。そうなると専従班を置いたほうが取材もスムーズなんです」(同)
相当な気合が入っているのがわかるが、そもそも日大問題はなぜ視聴率がとれるのか。
「たとえば政治のニュースであれば批判したところで何も変わらないことがほとんどです。しかし、今回は一般市民も怒っていて、学生を守るためにとクレームを日大に入れている人もいます。そして、政治の事件と違った、この件は世の中が日大に怒ることで日大が変わる可能性があるんです。つまり、達成感を味わえる可能性があるニュースなので視聴者もそれぞれの立場で感情移入しやすいと言われています。若い学生を守って悪い老人を追いやろうというわかりやすい構図も影響しています」(同)
たしかに、若者を守りたいという意識が働きやすいニュースではある。しかし、すでに各関係者が会見をおこない、コメントも出尽くしたように思えるが、まだ引っ張れるのであろうか。
「最終的には日大の理事長を会見に引きずりだすことになります。ただ、会見されて辞任を発表されると一気に沈静化するのでもう少し後回しにしたいと各局は考えています。とりあえず監督の会見を再度要求したり、理事レベルの会見を要求して、最後の最後に理事長を引きずり出すように徐々にプレッシャーをかけていこうと思っています」(同)
早期に沈静化されてしまっては、せっかくの高視聴率のネタを手放すことになる。そんな思惑の中で微妙なプレッシャーをかけ続けているという。
どうやら日大だけではなく、こちらにも心の汚れた大人がたくさんいるようだ。
(文=吉沢ひかる)
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