金縛りにあう人は鬱病になりやすいことが研究で判明! 学生アスリートは特に危険「極めて深刻な苦痛を…」

■睡眠問題を抱える学生アスリートにうつ病リスク

 そしてまた見逃してはならない別の問題点も浮き彫りになった。忙しいながらもしっかり眠っている学生たちに比べて、これら睡眠事情に問題を抱えている学生アスリートたちはうつ病診断テストのスコアが高くなっていたのだ。

「金縛りや幻覚などの症状は一般的には比較的無害であり、めったに起きない症状であると考えられています。しかしながら、それらの症状は経験する人々にきわめて深刻な苦痛を与えることがあり、学生アスリートの間では驚くほど“スタンダード”なのかもしれません。そして、さらに驚くべきことに、これらの症状はうつ病の症状の重症度を予測し、うつ病とこれらの睡眠障害の両方に影響を及ぼす可能性があるのです」と研究チームのマイケル・グランドナー助教授は語る。

 しっかりと眠って疲労回復に努めなければならないはずの学生アスリートたちの一部で、睡眠に関する問題が広く存在している実態が明らかになったのは興味深い。

金縛りにあう人は鬱病になりやすいことが研究で判明! 学生アスリートは特に危険「極めて深刻な苦痛を…」の画像2Science Daily」の記事より

 そして学生アスリートがスポーツをやめたときにうつのリスクが高まることもまたオーストラリア・アデレード大学から報告されている。

「運動習慣を突然中断したときに起き得る、メンタルの健康へ与える潜在的なインパクトを理解することはとても重要なことです」と同大学のバーナード・ボーヌ教授は語る。

 文武両道を地で行く学生アスリートには常に健康的なイメージがつきまとうものだが、意外にもメンタルヘルスを損なういくつものリスクに晒されていることを、教育界を中心に理解が求められているのだろう。
(文=仲田しんじ)


参考:「Daily Mail」、「Science Daily」ほか

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