あなたが知らない“人工知能トラップ”の恐怖! AIスピーカーの誤発注はまだ甘い、5年後から「偶然の出費」が激増する理由とは!?

あなたが知らない人工知能トラップの恐怖! AIスピーカーの誤発注はまだ甘い、5年後から「偶然の出費」が激増する理由とは!?の画像1アレクサ内蔵の「Amazon Echo」

 アメリカでこんな事件が話題である。アマゾンが販売するスマートスピーカーに関する事件だ。このスマートスピーカーは、搭載されている人工知能アレクサに向かってお願いをすると、部屋の電気をつけたり、音楽をかけてくれたり、買い物をしてくれる。

 それである家の5歳の女の子がドールハウス(人形の家)を買ってくれとアレクサにお願いしたところ、両親の知らない間にアマゾンからドールハウスが送られてきてしまった。

 事件はこの後起きる。話を聞きつけたテレビのワイドショーがニュースとして報道。その放送の中で意見を求められた番組コメンテーターの女性が、「でも、“アレクサ! ドールハウスを買ってちょうだい”だなんてかわいい女の子ね」とコメントをしたところ、放送の音声を聞いた全米のアレクサが一斉作動してアマゾンにドールハウスの注文が殺到してしまったのだ。

 今、人工知能がひき起こす事件が話題である。人工知能が搭載された自動運転の実験者が人をはねてしまった事故とか、人工知能によって誤認され逮捕されてしまった男の話とか、人工知能のせいでブラウザ上に買う気のない女性用下着の広告ばかりが表示されるようになった男性の話とか。人工知能が起こす事件を調べると、その大半が「人工知能の頭が悪いから起きる事件や事故」ばかりである。

 こういったレベルで人工知能の頭が悪いのは過渡期における数年間の現象で、今から5年後には同じ用途の人工知能は学習を終えて完成レベルに到達する。人工知能の頭がよくなれば、こういった事件は起きなくなるのだろうか。実はそうではない。

あなたが知らない人工知能トラップの恐怖! AIスピーカーの誤発注はまだ甘い、5年後から「偶然の出費」が激増する理由とは!?の画像2画像は「Thinkstock」より引用

 中国の政府機関にいたある男性が、今、その手腕と経験を買われて民間のIT企業で働いている。彼が関わっているプロジェクトは人工知能を使ったインターネット広告である。

 もうすぐ完成するそのプロジェクトの関係者によれば、数年後あなたとあなたのパートナーは今よりもずっと金遣いが荒くなるという。欲しいモノが増えるのだ。それも自然に。

 仮にあなたはつつましやかな生活が好きな女性で、スマホを片手にテレビを見るぐらいが趣味だとしよう。ある日、スマホに気になるニュースが表示された。旅番組の予告情報なのだが、ふと見るとその番組は10分前に始まったばかり。テレビをつけると、まさにその場面が放送されている。九州の温泉地の話題である。

 その翌日、たまたま彼氏とのLINEで九州の温泉の話をすると、偶然相手も同じ番組を観ていて、「だったら次に休みがとれた時、そこへ一緒に行こう」という話になる。偶然だが、彼がNISAで始めた株が値上がりして10万円の利益が出ているという。

 さらに偶然、あなたのスマホには九州方面のLCCの航空券のキャンペーン広告が表示される。気になっていた休暇がとれるかどうかも、偶然だがお互い仕事のシフトが空き、安い航空券が手に入る週末に2泊3日で九州に行く時間をつくれることがわかる。本当だったら夢のまた夢のような「天空の極上のリゾート」と呼ばれる一泊8万円の高級旅館に、株の値上がり益に手持ちのお小遣いを上乗せして週末旅行することができたのだ。

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