千葉県沖で超巨大地震が目前に迫っている! 政府、気象庁、学者もガチ危惧する前兆現象「スロースリップ」連発中!

■房総半島沖で不穏な動き

 では、現在問題になっている房総半島沖では、過去にどのようなスロースリップが起きていただろうか。房総半島東部から千葉県東方沖にかけての領域は、オホーツクプレート(北米プレート)の下にフィリピン海プレート、さらにその下に太平洋プレートが沈みこむという複雑な三重構造になっている。オホーツクプレートとフィリピン海プレートの境界では、1983年・1990年・1996年・2002年・2007年・2011年・2014年と、頻繁にスロースリップ現象が発生していた。これらのうち2014年1月のケースでは、過去の記事でも解説したように、気象庁が地震に注意を呼びかけるなど異例の対応を取った。すると、約1カ月後となる2014年2月11日、房総半島南方沖でM5.3、最大震度3の地震が発生している。

千葉県沖で超巨大地震が目前に迫っている! 政府、気象庁、学者もガチ危惧する前兆現象「スロースリップ」連発中!の画像3画像は「防災科学技術研究所」より引用

 今回、房総半島沖で6月3~6日にかけて発生した群発地震に、通常とは異なる地殻活動が確認されたため、スロースリップと判定された。そして11日、政府の地震調査委員会は、房総半島沖でのスロースリップ確認を受けて今後は地震活動が活発化する可能性を指摘していた。するとその翌日となる12日朝、千葉県東方沖でM4.9、最大震度3の地震が起きたのだ。平田直委員長は「きのうの会合で指摘したとおりに地震が起きたといえる。今回は震度3だったが、今後はより揺れの大きい地震が起きる可能性もあるので、地震活動に引き続き注意してほしい」(NHK NEWS WEB、2018年6月12日)と警告している。


■次の巨大地震は千葉で間違いない

 このようにスロースリップ現象は、研究が進展することによって、将来的に地震予知の可能性が大きく開けるかもしれない。これは極めて重要なトピックなのである。スロースリップ研究の第一人者である東京大学地震研究所の小原一成教授も、「スロー地震は巨大地震の発生と何らかの関係があり、観測によって巨大地震の発生や切迫度の予測に応用できる可能性がある」と語っている(読売新聞、2013年9月18日)。

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