ヨガと瞑想で“超絶エゴイスト”が激増中! 無我と正反対の自己中すぎる欧米流「マインドフルネス」の欠陥露呈

 瞑想やヨガを行う理由は何なのだろうか。その“効能”をあまりにも求め過ぎると、かなり残念なことになってしまうことが最新の研究で指摘されている。欧米の瞑想やヨガの実践者に“エゴイスト”が増えているのだ。 

ヨガと瞑想で超絶エゴイストが激増中! 無我と正反対の自己中すぎる欧米流「マインドフルネス」の欠陥露呈の画像1イメージ画像:「Thinkstock」より


■ヨガと瞑想でナルシスト&エゴイストに?

 ストレスを取り除き、心身の健康増進にもつながり、さらには知的能力の向上まで図れるとして世界的に流行しているのが瞑想法プログラムのひとつ、“マインドフルネス”。瞑想やヨガについては多くの研究でフィジカルとメンタルにきわめて好影響を及ぼすことが報告されているのだが、こうしたメリットだけを求めていると、本来の教義を見失ってしまいそうだ。

 英・サウサンプトン大学の研究チームが先日発表した研究では、ヨガ教室の受講生95人を15週間にわたって追跡した調査が行われている。

 ヨガ受講生たちに対して3つの診断が行われ、自分は平均的な他者よりも壮健であると感じる自己増強感(self-enhancement)、ナルシスト度、自尊心の高低をそれぞれ適時診断した。

 分析の結果、24時間以内にヨガのプラクティスを行った受講生は、3つの要素のすべてにおいても顕著に高い値を示していることが明らかになった。つまりヨガを行うことで、自分が強く感じられ、ナルシストになり、そして自尊心が高まっているのである。

ヨガと瞑想で超絶エゴイストが激増中! 無我と正反対の自己中すぎる欧米流「マインドフルネス」の欠陥露呈の画像2Quartz」の記事より

 2番目の実験では今度は162人の瞑想クラスの受講生を対象にして同様の診断が行われた。ここでもやはり24時間以内に瞑想を行った受講生たちに高い自己増強感と自尊心が確認された。

 また研究チームは、さらにこれらの受講生たちに対して「人生に対する満足尺度(Satisfaction With Life Scale)」と「幸福感の満足度測定(eudemonic well-being measure)」という2つの診断を受けてもらい、生活の満足度を測定した。これらの診断では自主自立性、環境のコントロール感、他者との肯定的関係、人生の目的、自己成長感などが明らかになる。診断データを分析した結果、受講生たちの生活の満足度が高まっていることも判明した。

 ヨガと瞑想はその実践者たちを著しくポジティブに、場合によってはナルシシスティックにさえしていることが浮き彫りになってきたのである。

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