【紀州のドン・ファン】担当者「そんな事実はない!!」怒り心頭!
【紀州のドン・ファン】担当者「そんな事実はない!!」怒り心頭! 愛犬イブから覚醒剤検出されずで、マスコミが手の平返し!

各局ワイドショーが執拗に取り上げる“紀州のドン・ファン”こと野崎幸助氏の怪死事件。先月24日に亡くなり、体内から致死量の覚醒剤が検出されたため、和歌山県警は殺人容疑で捜査を開始した。真っ先に疑われたのは2月に結婚した22歳妻のSさん。野崎氏の莫大な遺産の大半を相続する立場にあるからだ。次いで怪しまれたのは家政婦のAさん。ブランド物の服を着て、住まいは和歌山ではなく、六本木。元クラブホステスで、元夫は薬物事案で逮捕歴があるという。
「和歌山県警が早々に殺人容疑で捜査を開始したこともあり、マスコミはSさんの単独犯、もしくはSさんとAさんの共犯というストーリーを作り上げ、それに沿った報道をしていました」とはテレビ関係者。
急先鋒は野崎さんの急死をスクープした「週刊新潮」と「週刊文春」。後者に至っては、野崎家に食い込み、自叙伝を手掛けたフリーライターの吉田隆氏まで“個人攻撃”するなど容赦がない。
「たしかに吉田氏は良くも悪くも個性的な記者で、現場の評判はあまり芳しくない。上司の命令に対してブーブー文句ばかりいうので『吉田ブー』と呼ばれています。当初彼はSさんが犯人ではないかと怪しんでいましたが、会って話を聞いていくうちに心変わり。最近はSさん寄りの記事が目立ちますが、Sさんは吉田氏のことが苦手なようで、このところは敬遠しているそうです」(週刊誌記者)
22日には地中から掘り起こした愛犬イブの体内から覚醒剤成分が検出されなかったことが判明。マスコミが作り上げた「(犯人は)愛犬イブで試し、その後野崎氏に毒を盛った」というシナリオはここにきて崩れ始めてきている。なかでも“やらかした”のは朝日新聞出版。
「同社発行の某雑誌で『イブの体内から覚醒剤反応が出た』という主旨の記事を掲載したのです。和歌山県警にはマスコミから問い合わせが殺到。担当者は『そんな事実はない!』と怒り心頭でしたが、案の定な結果になりましたね」(スポーツ紙記者)
こうした誤報の数々にSさんは、騒動がひと区切りついた段階で訴訟を起こすとも言われている。前出週刊誌記者いわく「雲行きが怪しくなってきたため、メディア側も最近はSさん側に配慮してこの問題を扱っています。手の平返しというやつです」。
過熱取材の果てに何が残るのか――。
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