女装少年の肛門から飛び出した“縁起物”を奪い合い…!
奇習! 女装少年の肛門に異物挿入、飛び出した“縁起物”を奪い合い…! 近畿の寒村に実在した通過儀式
【日本奇習紀行シリーズ】 近畿地方
古くからある「初物七十五日」という言葉が示すように、日本ではいわゆる「初物」を食べると長生きできるという、実に不可解な言い伝えが存在しているが、無論、こうした言い伝えの大半がそうであるように、この「初物七十五日」についても、現代では科学的根拠に乏しいものであることがわかっている。しかし、この手の迷信・俗説というものは、人々が純粋な心持ちで妄信すればするほどに、得てして実に不可解な習慣や儀式を生み出してしまうものだ。
「まあ、一応は“縁起がいいから”ってことでね、あのあたりじゃやっていたけれども、さすがにこういう時代になると、そんなもん、考えるまでもなく馬鹿げたことだって誰しもわかるから、誰もやっちゃいないよ(笑)」
かつて、近畿地方のとある地域に存在していた“とある儀式”についてそう語るのは、当地で生まれ育ち、喜寿を過ぎた今も、父祖伝来の茶畑で汗水を流し続けている納谷宣昭さん(仮名・78)。納谷さんの話によると、当地では古くから、数え歳で12歳となる少年たちを対象に、彼らが“主人公”となる、実に珍妙な儀式が行われてきたのだという。
「言ってしまえば、男の子にね、“女の子のようなことをさせる”っていう感じの儀式でね。毎年、端午の節句より1月ほど前の時期になると、その年に資格を得た子たちはね、祭りの日に、七五三で女の子が着るような着物を着せられてさ、“紅白粉”という格好をさせられるの」
それ自体は、日本各地に存在していたとされる“少年の女装”行為を伴う儀式の事例を見れば、取り立てて珍しいことでもないのが、当地におけるこの“儀式”において問題となるのは、そうした“少年の女装”の末に行われるという、なんとも禍々しい行いなのだ。
「……そうやって、女の子みたいな格好をさせられた子たちはね、神主さんに連れていかれて、霊験あらたかだかなんだか知らないけれども、昔からある古ぼけた切り株みたいな台の上に四つ這いにさせられてね、長老喜(丁呂木/ちょろぎ)を尻穴に入れられるのよ。そう、おせち料理なんかで出すでしょ? あの赤いひょうたんの出来損ないみたいなやつ。あれをね、尻穴にねじこまれるのよ。な、馬鹿げた話でしょ?(苦笑)」

そもそも、ただでさえ多感な年頃の少年たちに、少女のような格好や化粧をさせているというだけでも、当の少年たちからすれば甚だ迷惑な話でしかないが、挙げ句、その尻をむき出しにされて、“肛門への異物挿入”までやられたのでは、タマったものではない。だが、その“羞恥にまみれた儀式”は、ここからが本番なのだという。
「尻穴にね、『ちょろぎ』を押し込んだらね、それが飛び出しそうになるのを堪えつつね、今度は、祭りの時に神楽なんかをやる境内の舞台に一人ずつ立たされるの。するとさ、村の人間たちが見守る中で、下半身むき出しの状態で股を開かされて……そうそう、ちょっと腰を浮かせる感じでね。そこが上手くいくコツらしいんだけれども、とにかくだよ、みんなが見てる前で、さっき尻穴に入れた「ちょろぎ」をね、ポーンと飛ばすっていうわけ。するとね、舞台の上から飛び出して、村の連中が見てるところへと落ちていくでしょ?それをね、みんなで有難がって受け取るっていう。要はね、それを次から次にやっていくっていう風習なのよ」
昭和期にあった見世物小屋や、場末のストリップ劇場で行われていたような“特殊芸”を、本人の意思に関係なく、大人たちによって“強引”に披露させられるという、当地の少年たち。そもそもなぜ、このような不可解極まりない風習が生まれたというのか。
「そもそもね、『ちょろぎ』ってのは、漢字だと『長老喜』や『長老木』って書くくらいで、昔から不老長寿を願う上での縁起物だっていうし、尻穴っていうのは、昔から「菊門」だなんて言うでしょ。『菊』ってのは、昔はね、『喜(キ)』『久(ク)』ってアテたぐらいで、これまた縁起物なんだよ。だからこういう儀式が生まれたんじゃなかろうか、って、私なんかは考えてるんだけどもね……。まー、難しいことはわからないよ、だってあんな馬鹿馬鹿しい風習、ちゃんと研究する人間なんていやしないもの(笑)」
その由来について、自身の推測を交えて語る納谷さんではあるが、現代の我々からすると、一体何が「だから」なのかも理解できないのが正直なところ。しかし洋の東西を問わず、また、時代の今昔に関わらず、いにしえの世に生きる人々によって生み出され、後世まで受け継がれていく風習や儀式の類というものは、得てして、こうした要素を持ったものなのかもしれない。
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