奇習! 浮気夫の眼の前で、妻が村人たちと乱交SEX…! 九州北部に実在した「輪姦報復」の伝統

【日本奇習紀行シリーズ】 九州北部

 1986年に公開された西村昭五郎監督のロマンポルノ映画『赤い禁猟区・ハードコアの夜』では、愛人との逢瀬を重ねる夫への不満から、麻生かおり演じる妖艶な人妻が、若い無名画家のヌードモデルとなったことをキッカケに逢瀬を重ねていく様子が描かれているが、男女の別を問わず、こうした不貞行為と、その相手方への報復じみた行為は、古くから“儀式”として正当化されていたフシがある。


「まあ、もともとね、自分が不倫してるわけだから、何をされても文句は言えないわな。けどさ、仮に何をやっても許される状態だからと言って、ああいうことをおおっぴらにやるっていうのはどうなんだろうね」


 かつて自身が生まれ育った九州北部のとある地域に存在していたという“不倫にまつわる奇習”についてそう語るのは、現在も当地で枝豆農家として暮らしているという、桑田敬三さん(仮名・81)。桑田さんの話によると、その昔、当地においては、夫が浮気をすると、その“報復”として、妻が他の男性と交わることが認められていたのだという。


「家庭持ちの男がね、よその女と“そういう関係”になったことがわかるとさ、まず、村の人間全員が集まって、“裁判”みたいなことが行われるのよ。それで“クロ”となるとね、村の男衆たちから参加者を募ってさ、その浮気旦那の前で嫁と交わるっていう儀式が行われるっていう話よ」

奇習! 浮気夫の眼の前で、妻が村人たちと乱交SEX…! 九州北部に実在した「輪姦報復」の伝統の画像2画像は「Thinkstock」より引用

 無論、桑田さんの言う“人妻輪姦パーティ”とも言うべき儀式が開かれるには、そもそも夫に浮気をされた妻が「希望すれば」という条件がつくそうであるが、多くの場合、夫への怒りからなのか、躊躇う様子すら見せずに、“開催”を希望するのだという。そのため、前出の村人たちによる“裁判”においては、やはりというかその大半が“有罪”になるのだそうだ。


「いくら魔が差したとはいえね、自分のカミさんがさ、隣近所の男たちに弄ばれるっていうのは、どんな男でもしんどいものだし、しかもそれをね、間近で見ていなくちゃいけないってのは相当なもんだよ。だからね、一度でもそういう体験をするとさ、大抵の旦那衆ってのは、そこから先、浮気はもちろんのこと、酒やタバコや博打もやらんような、品行方正な人生を歩むことになるんだよな(苦笑)」


 ちなみに、今回桑田さんが話してくれた当地における“浮気の報復”ともいうべきこうした“輪姦パーティ”じみた儀式が行われるのは、なぜか男性側が浮気をした場合のみ。女性側が浮気をした場合には、村人全員が見ている前で吊るし上げられ、全裸にされた挙句に、ひたすら竹竿で殴打され続けるという、“公開処刑”が行われるのだという。いずれにしかり、いつの時代も、男と女の情愛というものは、ふとしたことがキッカケで、思わぬ惨劇を生むものなのかもしれない。

文・取材=戸叶和男

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