奇習! 若い女を次々と…10人妻いて当たり前!
奇習! 若い女を次々と…10人妻いて当たり前! 西日本に実在した“特異な一夫多妻制”!
【日本奇習紀行シリーズ】 西日本
「女房と畳は新しい方が良い」とは良く言ったもので、今も昔も、こと男性というものは、結婚してまともな伴侶と家庭を手に入れることができたとしても、なぜか、別の若い女性を求めてしまうことは、昨今しばしば話題となる“ゲス不倫”の例を見てもよくわかるところであるが、そうした男性たちの“飽くなき性”は、時として、奇妙奇天烈な習慣を生んでしまうようだ。
「世の中じゃどう考えられているかはよくわからないけれどもね、少なくとも、このあたりじゃ、“嫁”というものは2人いようと3人いようと良かったんだよな」
かつて西日本のとある海沿いの地域に存在していたという、その“不可解な習慣”についてそう語りはじめたのは、現在も当地で梨農家を営んでいる池淵憲三さん(仮名・86)。池淵さんの話によると、“一夫一妻”が当たり前のこととなっているこの国において、当地では、あろうことか半世紀ほど前まで、事実上の“一夫多妻制”が黙認されていたのだという。
「私もね、もともとなんで“そうなったか”っていうことは、正直、よくわからないんだけれどもね、金や力のある男っていうのは、たとえそれが5人だろうと10人だろうと、嫁をもらっても良いことになっていてさ。だからね、昔はちょっとした金持ちの家なんかだと、同じ家に2人も3人も“嫁”がいるだなんていう話、全然珍しくもなかったんだよ」
たしかに、かつてこの日本では、正妻のほかに“お妾さん”と呼ばれる愛人的なポジションの女性がいることを、当たり前のように捉えていた時代があったことも事実であるが、そうした認識は時代の変遷と共に変わっていき、今では愛人がいることでさえも、タブーとされる時代となっている。そうした中、当地においては、たった半世紀ほど前の1960年代後半まで、“一夫多妻”が黙認されていたというから、当世の我々からすれば驚くばかりだ。
「そうだね、当たり前のことだったよ。少なくとも、このあたりじゃね(苦笑)。まあ、だいたい最初は同じような“格”の家同士で結婚してさ、普通に家庭をつくるわけ。けれどもさ、だんだん飽きるでしょ、男は。だからその後にね、2人目、3人目……って、どんどん“嫁”が増えていくっていう。いやいや、だってそうでしょ、男っていうのは、いつだって若い女が好きな生き物なんだから(笑)」

お互いの両親が主導する形で、家格の合った相手と結婚し、その後、“自分の好み”で、第二、第三……という具合に、“嫁”を増やしていくという、当地の男性たち。無論、すべての女性とその間にできた子供たちを養っていくためには、それ相応の資金力とバイタリティが求められるため、すべての男性がこうした“恩恵”を受けていたわけではないというが、かつては遠洋漁業の拠点や色町として栄えていたという当地において、そうした男性たちは思いのほか、多く存在していたという。
「まあ、それぞれどんな女を嫁に加えるかっていうはまちまちだけど、私が見た中で心に残っているのはね、二番目にもらった嫁……そう、この嫁が後家さんだったんだけれども、その連れ子の娘を、70過ぎてから嫁に加えた旦那だね。ありゃあ、さすがに“すごいな”って、ここいらでも噂になったほどだよ」
今年は“紀州のドン・ファン”と呼ばれた故・野崎幸助氏が、70代後半に入ってから、55歳も年下の女性を後妻にもらっていたことが話題となったが、池淵さんの話によると、その男性の場合も連れ子である少女を“嫁”にしたのは、70代後半になってからのこと。しかもそれが「当時、16、17歳ぐらいだった」というから、さらに驚くばかりだ。
「ま、男っていうのは所詮、そういう生き物だから(苦笑)。いつだって男っていうのは、若くて初々しい女が、喉から手が出るほどに欲しい生き物なんだよ」
池淵さんによると、その後、世相も大きく変わり、こうした特異な“一夫多妻制”とも言うべき状態を続けている男性は、今ではすっかり姿を消したとはいうが、そう言っても、たかだか数十年前まで続けられていたこの習慣、現代の我々からすれば、にわかに信じ難い奇習であると言えそうだ。
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