【閲覧注意】「小箱に詰められた女」事件 ― 7年監禁・拷問“完全なる性奴隷”を育てた鬼畜キャメロン・フッカー!

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■キャメロンついに逮捕される

 ジャニスは警察署に行き、これまでの全てを打ち明けた。刑事たちは最初その話を信じなかった。このアメリカで、一人の人間を、何年間も性奴隷として監禁できるわけがないと疑ったのだ。しかし、別の警察署でコリーンが同じ内容を話していた。2人の話から事実だと知った刑事たちは、すぐにキャメロンを誘拐・監禁などの性犯罪容疑で逮捕した。

 キャメロン逮捕後、トレーラーハウスを捜索した刑事たちだが、コリーンが自分の意思に反して無理やり監禁されていたという証拠を見つけられず、壁にぶち当たってしまう。拷問器具はたくさんあるのだが、肝心のコリーン監禁の証拠が出てこないのだ。

 実はジャニスが、コリーンに全てを打ち明ける前に迷い、決定的証拠となりうる、あの奴隷契約書を燃やしてしまっていたのだ。ジャニスはキャメロンの洗脳から完全に抜け出せていなかったのである。だが、ジャニスはキャメロンの暴力の被害者ではあるものの、一方ではコリーンを監禁し奴隷として指図していた紛れもない加害者である。警察は彼女のことも容疑者として逮捕している。

 その後、地道な捜査により、雑誌に挟みこまれていたコリーンの奴隷契約書の写真が発見される。これを決定的証拠として、キャメロンは拷問、強姦など10の容疑で起訴された。

【閲覧注意】「小箱に詰められた女」事件 ― 7年監禁・拷問完全なる性奴隷を育てた鬼畜キャメロン・フッカー!の画像9逮捕されたキャメロン。画像は「News.com.au」より引用

 ジャニスは早々に司法取引に応じ、キャメロンがコリーンにしてきたことを証言したため、起訴は取り下げられた。被害者であるコリーンも証言台に立って証言したが、それがあまりにも淡々とした語り口だったため、「本当に監禁されていたのだろうか?」と疑問に思う人もいたほどだった。その後、誘拐監禁事件に詳しい心理学者クリス・ハッチャーが証言台に立ち、コリーンがどれだけ精神的にダメージを受けていたのか、感情を抹殺しなければ生き延びられなかったことを陪審員に説明している。

 最後に証言台に立ったのはキャメロンだった。最初こそ監禁目的で誘拐したが、情が生まれ彼女を解放しようとしたと主張。実家に連れて行き、そこで別れるつもりだったが、コリーン自身が一緒に帰り暮らしたいというから連れ帰ったのだと何食わぬ顔で語った。そして、「コリーンとは愛し合っており、セックスは強姦ではなく合意の上で行ったものだ」とも強調した。しかし、陪審員は彼の言い訳など信じなかった。

 1984年11月22日、キャメロンは有罪となり禁錮104年に処された。司法取引で罪には問われなかったジャニスは、改名して新しい場所で新しい人生を歩みだした。裁判では夫妻の子供たちについて一切語られなかったが、これも司法取引で表に出さないよう配慮されたものと見られている。

 なお、マリーズの誘拐・監禁・拷問・殺人事件については証拠はなく、キャメロンは罪に問われてはいない。捜査の甲斐なく、彼女の遺体は今なお見つかっていないのだ。

 キャメロンは2015年に仮釈放を申請したものの却下され、最低でも15年間は仮釈放申請はできないと言い渡された。キャメロンは現在65歳。80歳になった2030年に仮釈放が認められるのかどうか、それまで刑務所で生き延びられるのかどうかは、神のみぞ知る。

【閲覧注意】「小箱に詰められた女」事件 ― 7年監禁・拷問完全なる性奴隷を育てた鬼畜キャメロン・フッカー!の画像10仮釈放申請の法廷で証言台に立ったコリーン。画像は「Daily Mail」より引用

(堀川英里)


参考:「USA Today」、「Criminal Mind Wiki」、「YouTube」、ほか

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