DARPA、人間の脳で機械を制御する技術を開発中
考えるだけで機械を“遠隔操作”する「神経インターフェース」遂にDARPAが開発着手! 鼻から入れて、脳波で送受信!
脳で直接システムにアクセスし、ドローンなどの機械を操作する—―― 多くのSF映画やアニメで描かれてきた技術が現実のものとなるかもしれない。人間の脳波で兵器を制御するというアイデアを、米国防総省(ペンタゴン)が真剣に研究していることが明らかになったのだ。英「Daily Mail」ほか、多数メディアが報じている。

■脳と機械を接続
米政府機関にまつわるニュースの専門サイト「Nextgov」が今月17日付の記事で報じたところによると、ペンタゴンの機関である米国国防高等研究計画局(DARPA)は人間が考えるだけで機械を遠隔操作するという夢のような技術の研究に着手したという。脳とシステムを接続する「神経インターフェース」を用い、兵士が脳波を使って情報を送受信し、無人偵察機などを遠隔で操作できるようにすることを目指しているようだ。
神経インターフェースは体外から脳波を記録・刺激できる非侵襲性デバイスと、体外のデバイスを補助するごく小さな埋め込み型デバイスを組み合わせたものになるという。今年5月に公表された計画書によると、この技術は「次世代非外科的神経技術(Next-Generation Nonsurgical Neurotechnology:N3)」と呼称されている。非外科的とされている通り、デバイスは手術で埋め込むのではなく鼻から差し込んだり注射して体内に入れることが計画されており、安全で持ち運び可能なものになるという。

DARPAが脳と機械を接続するというアイデアを研究し始めたのは1960年代とされ、その研究開発の歴史はかなり長い。その成果として、脳に埋め込んだチップを介して自然に動く機械の義手や義足を実現したことが知られている。また2017年には、視覚や聴覚などの人間の感覚強化を目的に、人間の脳とコンピュータをつなぐブレインチップを開発中と報じられている(詳しくはこちらの記事)。今回明らかになった研究では、離れた場所にある無人偵察機やシステムを自らの体の一部として扱うことを目標としており、研究のステップがまた一歩進んだように見受けられる。
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