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画像は、「YouTube」より

 ロシアの刑務所で不祥事が発覚した。看守が囚人を殴打する映像が流出し、同国の司法制度のあり方について、議論が巻き起こっているのだ。

 今月20日に衝撃的映像を公表したのは、反政権派新聞「Novaya Gazeta」。撮影日は昨年6月29日だという。問題の刑務所は、モスクワの北東約200キロメートルに位置するヤロスラヴリ州の刑務所。囚人エフゲニー・マカロフが、18人以上の看守たちから拷問を受けている様子が約10分にわたり収められている。

 看守たちによって台の上に押さえつけられ、棒や拳で何度も殴打されるマカロフ。痛みのあまり助けを求めるが、拷問は終わらないどころか、ズボンとパンツまで脱がされ、下半身を露出させられてしまった。さらに激しく殴打され、時に水責めを受けながら、マカロフは意識を失うことすら許されないのだった――。10分後に映像は途切れるが、この時点で拷問は終了していないようだ。

 ロシアの刑務所では、看守が記録を残すためにカメラを装着しなければならない。そして、撮影された映像は刑務所内で保管することになっている。しかし実際には、映像は断片的なものばかりで、今回の映像のように拷問の様子が10分間も撮影され、それが公開される事態は非常に珍しい。

 映像は、弁護士のイリーナ・ビリュコワさんが「Novaya Gazeta」に提供したという。ビリュコワさんは、英紙「The Independent」の取材に対して、ビデオの入手方法について明かすことはできないが、少なくとも看守によって撮影されたものであることは確かだと答えた。ビリュコワさんらは、2週間ほど前にいくつかの他の映像と一緒にヤロスラヴリの映像を入手したと述べた。

 ビリュコワさんは、ヤロスラヴリ州で報告されていた拷問について調査していた。2012年、プーチン大統領の政治に反対する集会の後、多くの反政府活動家が拘束され投獄された。そんな彼らのうち何人かは、看守たちによって日常的に暴行されているという報告がある。しかし、囚人の証言を裏付ける映像の証拠はなく、刑務所も調査を拒んできた。

 映像が撮影された6月29日の5日後、ビリュコワさんはヤロスラヴリ州の刑務所を訪れた。最初はマカロフとの面会を拒否されたが、州のオンブズパーソンであるタチアナ・モスカルコバさんの仲介によって面会が実現。ビリュコワさんは、自分が見たマカロフの様子について、次のように語る。

「彼はほとんど歩くことすらできませんでした。彼のかかとはひどく殴られたため、感染症にかかっていました。肌は裂け、臀部にも殴られた跡がありましたし、肛門まで殴られていました。目には傷跡があり、腕には手錠が食い込んだ痕跡が見られました」

 ビリュコワさんは、このような事件はヤロスラヴリ州だけで起こっているわけではなく、ロシア全体の問題であると指摘する。しかし、他の地域では、当局が巧妙に事件を隠ぺいしている可能性が高いというのだ。

 ロシア国家刑事裁判所とヤロスラヴリ国家調査委員会は、直ちに事件の調査を開始すると発表した。今回の不祥事をきっかけに、ロシアの刑務所の在り方、さらには反政府活動家に対する国家の対応が見直されることになるかもしれない。
(文=標葉実則)

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コメント

4:匿名k2018年9月25日 16:54 | 返信

カメラワークが変 フェイクですね

3:匿名2018年7月30日 23:16 | 返信

なんて酷い連中だ・・・ 地獄の業火に焼かれるといいのに

2:匿名2018年7月29日 06:08 | 返信

ロシア人の残虐さは昔から何も変わっていない。絶対に信用してはならない国。それがロシア。

1:匿名2018年7月29日 01:00 | 返信

肛門に拷問

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