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※2頁目に衝撃的な動画を掲載しています。苦手な方は文章のみご覧ください。

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画像は、「Liveleak」より

 日本の暴力団には、「指詰め」と呼ばれる慣習がある。これは、組織の掟を破った構成員が、反省や謝罪などの意思を表すために、手の小指や薬指などを刃物で切断する行為である。近年では、法令整備や不況の影響もあって、この指詰めは次第に廃れつつあるという。

 暴力団の指詰めだけでなく、世界各地で行われてきた指の切断には何らかの意味が込められている。インドネシア・西パプア州に住むダニ族にもかつて、女性が手の指の先端を切り落とす慣習があった。女性の家族が亡くなったときに行われ、指を切り落とすことで故人への敬意を表し、切断に伴う痛みを通して最愛の者が死に際して味わった苦しみを疑似体験するのだ。彼女たちは指を切り落とした後、出血や感染症を防ぐため、傷口を焼いて新しい“指先”を作り出す。この宗教的な慣習はインドネシア政府によって禁止され、現在では行なわれていない。

 こうした儀式的な指の切断に対して、身体改造の一種としての「アンピュテーション」も存在する。タトゥーやピアスなどと同様に、ファッションやアートとして指を切り落とす者もいるのだ。

 その一方、「身体完全同一性障害(BIID)」が原因で切断を実行する者もいる。BIIDとは、自らの健康な身体の一部を取り除きたいという強い衝動に駆られる精神状態のこと。英紙「Daily Star」(6月16日付)は、BIID患者のハワード・ブルさん(54)を独占取材した。記事によると、ハワードさんは10歳くらいのときに見た映画がきっかけで、身体の欠損を“魅力的”だと感じるようになったという。しかし、身体を実際に破壊し始めたのは数年前から。足のつま先をハンマーで砕いたり、凍らせて壊死させたりして、切断する部位を増やしているのだ。ハワードさんのようなBIID患者について、米・コロンビア大学の精神科医マイケル・ファースト博士は、「彼らはそれ(身体の切除)について考えるのに多くの時間を費やしています。彼らは精神的な苦痛を感じていて、人生は不安定です。しかし、手術を受けると、完全に正常な状態に戻るようです」と語る。

 このようにさまざまな動機から行われる指の切断だが、最近、切断の一部始終を撮影したYouTuberが現れて話題となっている。その衝撃的な動画はYouTubeから削除されたが、Liveleakに残っているので紹介したい。

 髭面の男性が路上に立っている。彼は「動物実験や動物虐待に抗議したい」と言い放つと、突如電動丸ノコを使って、木片に添えた薬指を切断してしまった。指の切断面をカメラにアップで映し、自らの行為がフェイクでないことを示したところで動画は終わっている。男性は、抗議の意思を表現する手段として薬指を切り落とすことを選択し、それを世界中へと発信したのだ。

 自らの身体をどうしようとも、そのこと自体は個人の自由という考え方もあるだろう。しかし、指を切り落としてしまうと、現在の医療技術では修復や再生が困難であるため、後悔する可能性が高い。「指を切断したい」という衝動に駆られても、実際に切断するかどうかは冷静に考えて判断してほしい。
(文=標葉実則)

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コメント

2:匿名2018年8月 3日 15:30 | 返信

しかもかなり中途半端に切ってますねw

1:匿名2018年8月 3日 15:15 | 返信

やばいお方。。?
そんなことしたってこの世界広いから多様な価値観があって抗議する人もいれば抗議しない(関わりたくない)人も大勢いるのに。。。
障害者の人のこと考えたことあるのかな、五体満足なのにもったいない。。

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