人間の老化を“逆転させる”若返り物質が開発される! 老化細胞が消える…驚異的リバースエイジング効果の可能性

人間の老化を逆転させる若返り物質が開発される! 老化細胞が消える…驚異的リバースエイジング効果の可能性の画像1画像は「Thinkstock」より引用

 全人類に朗報だ。遂に細胞の劣化を逆転する方法が発見された!

 科学ニュース「EurekAlert」(8月7日付)によると、英・エクスター大学の研究者らが、細胞の劣化を阻止する化合物の開発に成功。血管内にある内被細胞(血管内部を覆う細胞)を使った実験では、劣化し細胞分裂しなくなった老化細胞の割合が50%も減ったというから驚きだ。また、内被細胞の老化に重大な役割を果たしている2つのスプライシング因子も特定したという。

 研究チームが開発した化合物はAP39、AP123、RT01の3つ。これらの化合物が、少量の硫化水素をミトコンドリアに運ぶことで、老化し傷ついた細胞を若返らせたそうだ。この発見は、老化とともに硬くなり、心臓発作などのリスクとなる血管だけでなく、老化現象そのものに対処できる可能性があると、研究チームのローナ・ハリーズ教授は語っている。

人間の老化を逆転させる若返り物質が開発される! 老化細胞が消える…驚異的リバースエイジング効果の可能性の画像2老化細胞「EurekAlert」より引用

「人間の体は老化するにつれ、若い細胞ほど活発に活動しない老化細胞を溜め込んでいきます。ただし、これはただの老化の一現象ではないのです。この老化細胞の増加こそ老化の原因そのものなのです」(ハリーズ教授)

 また、ハリーズ教授によると、ガン、統合失調症、糖尿病の病因突き詰めれば1、2個の共通したメカニズムを持っているが、今回の研究もそのメカニズムの1つに焦点をあてたものとのことだ。

人間の老化を逆転させる若返り物質が開発される! 老化細胞が消える…驚異的リバースエイジング効果の可能性の画像3画像は「Express」より引用

 今回の研究が将来的に医療に応用されることは間違いない。だが、より気になるのは「アンチエイジング」「不老不死」の可能性だ。ハリーズ教授が言うように細胞の老化が老化現象そのものであるなら、その細胞を若返らせ続けることができれば、理論的には永遠に老いない肉体を手にいれることもできるはずだ。

 以前トカナでもご紹介したように、ウィリアム・アンドリュース博士は、染色体の先端にあるテロメアという構造体の長さと老化の関係に注目。テロメアの短縮化を抑える「ヒトテロメラーゼ」入りの化粧品をすでに販売している。

人間の老化を逆転させる若返り物質が開発される! 老化細胞が消える…驚異的リバースエイジング効果の可能性の画像4画像は「Thinkstock」より引用

 また他にも、DNAの修復に関わるタンパク質SIRT1の活動を活発化するNADを増加させる「NMN」という物質も存在し、こちらも若返り効果が期待されている。

 今回、エクスター大学の研究チームが開発した3種類の化合物は、これらに匹敵する、あるいはそれ以上の若返り効果があるのだろうか? ハリーズ教授らには、その是非を今後じっくり検証してもらいたい!


参考:「EurekAlert」、ほか

TOCANA編集部

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