奇習! 老女が明かした教科書に記されない「恥辱の歴史」! 終戦直前、将校が“身体検査”と称して女学生を…

 終戦を目前に控えた昭和20年のとある春の日、田中さんらが働く工場を訪れたその将校は、彼女たちの保護者でもあり、上役でもある大人たちに“制裁”を与えることで自らの武威を示すと、そこから実際に終戦を迎えるまでの数カ月間、まさに“王様”であるかのような立ち居振る舞いを続けたのだという。


「最初に(その将校から)呼び出されたのは、同じ部屋で寝泊りするSさんという子だったんですけどもね、彼女はその日の晩から、口も心も閉ざしてしまって……そういう子が一人、また一人と増えていくうちに、私もだんだん不安になってきたのですが、そうこうしているうちに、いよいよ、私の番になってしまって……」


“その日”、工場の敷地内にあったという離れた寄宿舎に呼び出されたという田中さんは、その将校から、いくつか簡単な質問をされた後で、いきなり“身体検査をする”と言われ、着衣を脱ぎ捨てて裸になることを強要されたという。そして、その後はわけもわからぬままに、浅黒く日焼けした彼の手によって、自身の未成熟な肉体をまさぐられたのだというが、今回の取材において、我々がその具体的な内容について踏み込むと、彼女はしばしの沈黙の後で涙を流しながら押し黙り、結局、詳しい内容について語ることはなかった。しかし、こうした田中さんの様子を見ていると、その内容はまさに“推して知るべし”といったところと言えるかもしれない。


「どっちにしたってね、私は“あの日”に体験したこと、今までただの1度たりとも、夫や子供にしゃべったことはないんです。もちろん、あなたにもこれ以上、詳しくお話しすつもりもありません。けどね、毎年8月になると、テレビや何かで終戦関連の話題をやるでしょう? ああいうのを見るたびにね、私は思うんです。“そういう話だけじゃないんですよ”って」


 無論、こうした会話が延々と続いてしまったがゆえに、当時、田中さんが見舞われた“被害”について、本稿で述べたことは、多分に筆者の想像が含まれていることも事実であるし、こうした一人一人の体験が、歴史の教科書に記されることは、ここから先もないだろう。現代の我々は、こうした過去の忌まわしい歴史の上に成り立つ美しい国と、そこから先の世にも続くであろう恒久の平和とやらに、いくばくかの光明を見出すより、ほかならないのかもしれない。

文・取材=戸叶和男

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