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日刊サイゾー

【日刊サイゾーより】

 博報堂の調査によると、中国の都市部である北京市、上海市、広州市のスマホ保有率はそれぞれ98.9%、97.9%、99.4%と、限りなく100%に近いという(2016年時点)。それに伴い、日本以上に「ながらスマホ」をはじめとするスマホ中毒が社会問題になっているが、母親のスマホ依存により、子どもが犠牲となるケースが相次いでいる。

「東網」(8月6日付)などによると、浙江省寧波市の地下鉄に乗っていた若い母親の振る舞いを撮影した動画がインターネット上に投稿され、物議を醸している。その母親は椅子に座り、右手に持ったスマホの画面に夢中になっている。どこでも見かける光景だが、足元を見ると、なんと子どもが横たわり、母親が動かないよう、それを足で挟み込んでいたのだ。まるで餓鬼を踏みつける不動明王像のようだ……。

 ネットでは、スマホを見たいがために足で子どもを押さえつけていた母親への非難が殺到したが、「教育理念は皆それぞれ違う」「子どもはいきなり床に横になることもある」などと母親の行動を擁護するコメントも散見された。

 一方で、「上海熱線」(同4日付)などによると、福建省福州市の商業施設では7月31日、その日1歳の誕生日を迎えた愛ちゃん(仮名)が室内プールで溺れ、意識不明の重体になる事故が起きた。

 中国ではここ数年、乳幼児向けの簡易プールが流行している。ライフジャケットや浮き輪をつけるので基本的には安全だが、愛ちゃんにはライフジャケットが大きすぎたため、座るタイプの浮き輪を使用することにした。愛ちゃんが遊び始めてからしばらくすると、母親は友達にメッセージを送ろうと思い立ち、娘から目を離してスマホを取りに行った。時間にして1~2分だったが、愛ちゃんはバランスを崩して浮き輪から落下。タイミング悪く、店には宅配業者が集荷に来ていたため、従業員も対応に追われて見ていなかったという。母親が溺れている愛ちゃんを救出してすぐに病院へ連れて行ったが、どういうわけかタクシーで向かったので、着いた時には事故からすでに20分以上が経過し、愛ちゃんの心臓は停止していた。心臓マッサージなどの措置でなんとか一命は取り留めたものの、予断を許さない状態が続いている。

「ながらスマホ」が一向になくならない日本も、対岸の火事ではないだろう。

(文=大橋史彦)

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コメント

1:匿名2018年8月16日 23:18 | 返信

ながらスマホは良くないとしても、
なぎら健壱の「いっぽんでもニンジン」は良かったなぁ。

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