【閲覧注意】雷に打たれても生き延びた人の肌が超ヤバい! 自然が描いた「リヒテンベルク図形」、美しくも恐ろしい“奇跡の証”
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今月13日、東京都内各地がゲリラ豪雨に見舞われ、落雷が相次いだ。気象庁が大雨警報や雷注意報を発表するほど凄まじい天気の急変だった。しかしこの日、同様の被害が他県でも相次いでおり、福岡県小郡市山隈の天忍穂耳神社(あめのおしほみみじんじゃ)にある樹齢約350年の大クスに落雷。幹の中央部に大きな亀裂が入った。雷の威力のすさまじさを物語っている。
そんな雷が不運にも人間に直撃した場合、ほんの数秒で命に関わるような重傷を引き起こしたり、死をもたらしたりすることがある。最悪の事態を免れ、九死に一生を得たとしても、その代償として被害者の身体には特異な文様が刻まれてしまう。一般的に「リヒテンベルク図形」もしくは「雷の花」と呼ばれる火傷痕で、さながらタトゥーのようでもある。英紙「The Daily Mai」(今月13日付)などがリヒテンベルク図形を紹介し、現在ネット上で話題となっている。
雷は周囲の空気を約27,000度(太陽の5倍の熱さ)にまで加熱し、最大10億ボルトもの電圧をもたらす。これに打たれた人は、重大な臓器損傷が引き起こされることが多い。しかし、中には電気が皮膚の表面を通過する「フラッシュオーバー効果」を経験する人もいる。こちらのケースでは、毛細血管が破裂したと考えられる「シダのような紅斑」が皮膚に表れる。イギリスの気象学研究機関「the Royal Meteorological Society(RMetS)」によると、この紅斑は、雷の電子が「表皮に押しやられて、何度も分岐をくり返してフラクタル模様を描きながら放射状に広がる」ときに生じるという。
「The Daily Mail」が引用している写真は、海外のアートメディア「Bored Panda」に公開されたもの。リヒテンベルク図形は自然現象によって描かれた美しい模様であり、さながらアートのように見えるのも確かだ。しかし、これらを皮膚に刻まれた人々からすればたまったものではない。中には、ケロイド状の火傷痕もあり、落雷事故の恐ろしさに思わず身震いしてしまう。
人間が雷に打たれる確率は1000万分の1。その中でも生き残れる可能性は5分の1だという。リヒテンベルク図形は、不運に翻弄されながらも命を取り留めた人々の“奇跡の証”でもあるのだ。
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