8時間以上の睡眠は死の兆候! 寝てばかりいる人は早期死亡率が爆上げ

8時間以上の睡眠は死の兆候! 寝てばかりいる人は早期死亡率が爆上げの画像1イメージ画像:「Thinkstock」より

 十分な睡眠時間を確保することは健康をキープするための基本原則だが、逆に寝過ぎると健康へのリスクが大きくなることが最新の研究で報告されている。アナタは8時間以上眠っていないだろうか。


■10時間睡眠は早期死亡率が30%高まる

 心身の健康を保つためにはしっかりと眠りたいものだが、反対に寝過ぎてしまうようであれば、少し自分の健康状態を疑ってみなければならないのかもしれない。8時間以上の睡眠は心臓疾患と高い死亡率に強く関係しているというのである。

 英・キール大学の研究チームが先日、心臓疾患系ジャーナル「Journal of the American Heart Association」で発表した研究では、長い睡眠時間は当人が知らずに抱えている健康問題を示すサインである可能性が高いことを指摘している。

「医師は診察において患者の睡眠の時間と質を探ることを十分に考慮しなければならないという点において、我々の発見は医学的に重要な意味を持ちます」と研究を主導したチュン・シン・クォック博士は語る。

8時間以上の睡眠は死の兆候! 寝てばかりいる人は早期死亡率が爆上げの画像2Science Alert」の記事より

「特に8時間かそれ以上の過剰な睡眠パターンが患者に見つかった場合、医師は循環器系疾患のリスク要因と、深刻な睡眠障害である睡眠時無呼吸症候群の検査をすべきです」(チュン・シン・クォック博士)

 つまり医者が自分の患者が長時間眠っていることがわかった場合、特に睡眠が疲労回復につながっていない場合は、これらの疾患を疑ってみるべきであるということだ。

 研究チームは自己申告による睡眠時間と睡眠の質、そして死亡率と循環器系疾患に関するこれまでの74の研究を分析した。調査対象者は合計で300万人を超えるものになっている。

 分析の結果、平均10時間の睡眠時間の者は、平均7時間睡眠の者に比べて早期死亡率が30%高くなっていることが導き出された。さらに10時間睡眠は脳卒中での死亡率が56%高まり、循環器系疾患での死亡率が49%高まることも算出された。ちなみに逆に睡眠不足の者は冠状動脈性疾患のリスクが44%高まる。

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