孤独な生活を好む“真の独身”こそ完全無欠人間、研究で判明! 寂しい人のイメージ崩壊、人生に妥協を許さぬ“プロ孤独”
“いい年”をして独身のままだと、精神面や健康面などに何か問題があるのかと他人から思われてしまうものかもしれない。しかし、ある専門家の解説によれば、孤独な生活を送る者はタフで力強い人物であるというのだ。
■孤独な生活を送る者はクールで“ヤバイ”
日本語でも“ワル”にはカッコイイという意味合いも含まれているが、英語のバダス(Badass)にもクールでカッコイイや“ヤバイ”などの意味がある。そして、あるエキスパートは、孤独を愛し実際に孤独な生活を送る人物は、ちょっとヤバイ“ワル”であると力説している。
カラオケや焼肉など“おひとりさま”に対応した店などがわりと増えてきたが、それでも基本的には一人で活動する人は多少は気の毒な目で見られているかもしれない。そして孤独な生活を“余儀なく”されているという言い方があるように、孤独な生活は当人にとっても不本意な生活であるという印象を与えるかもしれない。
社会心理学者のベラ・デパウロ氏(ちなみに女性)は64歳の今日まで一度も結婚をしたことがない。デパウロ氏のライフワークはまさに独身と孤独についての研究で、これまでにも多くの著作を世に出している。
そしてデパウロ氏は、孤独な時間を過ごせる者こそが力強くポジティブな存在であるということを説明している。孤独な独身者は“ワル”で“バダス”であるというのだ。
独りで過ごすことについて話す際に最も重要なトピックのひとつは独身生活である。
映画でも小説でもラブソングでも、基本的にすべてのストーリーは“特別な存在”を見つけ出して結ばれることにある。最愛の人と寄り添い運命を共にすることが真の幸福であると定義されているのだ。そして、このことが孤独への恐怖と嫌悪を醸成する。しかし、こうした孤独へのネガティブなイメージが人々の選択の幅を狭めているということだ。
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