南海トラフ巨大地震が“7カ月以内”に発生か!? 過去データで判明、「6つの条件」が揃う絶望的現状を直視せよ!

 9月1日は「防災の日」。さまざまな災害に対処する心構えを整えるための啓発日であり、95年前の同日に起きた関東大震災にちなんで制定された。現在、首都直下地震はいつ起きてもおかしくないとされるが、より切迫性が高いと指摘されているのが「南海トラフ巨大地震」だ。しかも、筆者は今後7カ月以内に起きる可能性も否定できないと考えている。その理由を以下に解説したい。

南海トラフ巨大地震が7カ月以内に発生か!? 過去データで判明、「6つの条件」が揃う絶望的現状を直視せよ!の画像1関東大震災(京橋の第一相互ビルヂング屋上より) 画像は、「Wikipedia」より引用


理由1:台湾―西日本地震連鎖の法則

 今年2月6日(日本時間7日)に台湾東部で花蓮地震(M6.4)が発生した。過去のデータを解析したところ、台湾での地震発生から1年以内に西日本でM6超の大地震が起きやすい傾向がわかり、これを筆者は「台湾―西日本地震連鎖の法則」と命名した。台湾と西日本は、ともに「リング・オブ・ファイア(環太平洋火山帯)」上にあり、さらにフィリピン海プレートが他のプレートの下に沈み込む地帯に位置する。これらのプレートが活発化した時、押される力によって同時期に地震が発生しやすいと考えられる。

南海トラフ巨大地震が7カ月以内に発生か!? 過去データで判明、「6つの条件」が揃う絶望的現状を直視せよ!の画像2リング・オブ・ファイア 画像は、「Wikipedia」より引用

 3月の記事では連鎖例を22件紹介したが、そのうち1946年12月5日に台湾南部内陸で発生した台南新化地震(M6.1)の16日後、12月21日に昭和南海地震(M8.0)が発生している。また、その2年前に起きた昭和東南海地震も、再度データを検証したところ1943年12月2日に台東(台湾南東部)でM6.1の地震が起きていたことが判明した。

 このように、過去100年に起きた2つの南海トラフ巨大地震の両方で、その直前に台湾で大地震が起きているのだ。これは偶然とは考えにくい。今年の花蓮地震から1年後となる来年2月ごろまでは、南海トラフ巨大地震を含む西日本の大地震に注意が必要となる。


理由2:ラニーニャ現象終息後、エルニーニョ現象の開始目前

 6月の記事で紹介したように、太平洋東部の赤道域で、海面水温が低くなる「ラニーニャ現象」が終息すると、数カ月以内に日本列島の太平洋側でM7超の大地震が発生するケースが多い。

 そして、昨年冬に発生したラニーニャ現象は今春に終息している。海溝型地震という違いこそあれ、6月18日の大阪北部地震(M6.1)は、この法則に当てはまると考えられる。

南海トラフ巨大地震が7カ月以内に発生か!? 過去データで判明、「6つの条件」が揃う絶望的現状を直視せよ!の画像3エルニーニョ発生時の海面温度(1997年12月) 画像は、「Wikipedia」より引用

 また、8月の気象庁発表では、太平洋東部で海面水温が高くなる「エルニーニョ現象」が今秋に発生するかもしれないという。今回データを見直して気づいたことだが、エルニーニョ現象が始まると、やはりその数カ月以内に、日本周辺を含む太平洋エリアで大地震が起きる傾向がありそうだ。以下にいくつか例を示す。

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