オウム事件の黒幕はCIAと“影の政府”だった!? 「新日本秩序」建設のため… 米国による日本再占領プラン全貌、小沢一郎も関与!?

 第三に、政治改革のほうが順当に進展したことが挙げられる。

 それを担ったのが小沢一郎だ。自作自演のクーデター計画を「ハード路線」とすれば、「ソフト路線」が小沢主導による「日本改造計画」である。彼の著書タイトルとしても有名だ。このように、同時並行的に複数の手を打つのが彼らの凄いところである。

 1993年、手下の小沢は自民党を離党、同時期にこの「日本改造計画」(講談社刊)を出版した。真の筆者は竹中平蔵や伊藤元重などの米留学組の経済学者だ。この少し前、自民党時代の小沢は、アメリカから要求されるままに日本弱体化に手を貸し、公共事業に400兆円もの予算を突っ込む無責任な公約をした。

 小沢は新生党を結成し、非自民連立を画策し、1993年8月の細川政権樹立の立役者となった。戦後初の自民党敗北である。この時期、「影の政府」が「日本人自らによる改革がうまく行っている」と錯覚したのも無理はない。しかし、その後、自民党は社会党との連立というウルトラCにより政権を奪い返した(村山内閣成立)。小沢一郎は1996年の総選挙にも敗北。のちに小泉政権が誕生したため、「影の政府」にとって用済みとなった。

 私は第一の理由がもっとも大きいと考えるが、当時の社会情勢からみると、理由は複合的かもしれない。

 だが、このプランが練られた1988~89年頃と比べて、今の日本はどうか。経済成長は事実上ストップしているし、政治的にもますます対米従属が進んでいる。だから、長い目で見れば、「影の政府」の計画は今も“成功”しているとは言えないか。

 長々と続いた裁判では、たしかに、オウムがどんな事件を起こして、どうやってサリンの製造に漕ぎつけたかなどは、実に詳しく明らかにされた。しかし、すべてはオウムの単独犯行として処理され、タブーのごとく背後関係は一つも明らかにされなかった。

 オウム元幹部らも家族を人質に取られている以上、真相を暴露できない。実際、彼らの目の前で教団ナンバー2だった村井秀夫が暗殺されてもいる。そして、麻原もある日突然、口がきけなくなり、廃人同然になった。これは主だったメンバーにとっては強い警告となったはずだ。彼らは拘置所の中ですら“逃げ場”がないことを悟っただろう。

 そして、2018年7月、麻原以下、オウムの幹部は一斉に処刑された。

 検察が事前に描いたシナリオに沿って事件の幕引きが図られた。言葉を換えれば、オウム真理教を背後から操った黒幕は、永遠に追及を免れたわけである。

文=山田高明

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●山田高明超常分野研究家

一般の学問外に位置するスピ系・聖書預言・影の政府と陰謀論・エイリアン問題などの「超常分野」に詳しい。その種のオカルト知識と現実の政治・経済・歴史の知識を併せ、世界の秘密に迫ろうとしている。かつてはオカルト批判派だったが、今では2020年代・30年代の人類史的危機に警鐘を鳴らす側に回った。その一端を記した近著『神々のアジェンダ』(サイゾー刊)が話題になる。現在、ブログフリー座は月間30万アクセス程。その他新世界よりも好評運営中。

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