海洋汚染の真犯人はプラスチック製ストローではなく“タバコの吸殻”だった! 喫煙者の罪がまた一つ「フィルター全面禁止しろ」

海洋汚染の真犯人はプラスチック製ストローではなくタバコの吸殻だった! 喫煙者の罪がまた一つ「フィルター全面禁止しろ」の画像2画像は「Wochit News」より

■フィルターつき紙巻きタバコの製造販売禁止は実現する

 同プロジェクトの創設者で公衆衛生が専門のトーマス・ノボトニー教授によれば、紙巻きタバコのフィルターは決してタバコの害を減少させるためにあるのではなく、より手軽に吸いやすくするためにつけられているという。確かに口紅をつけた女性でもフィルターつきのタバコは吸いやすいだろう。こうして本数がかさむことになり、タバコの消費が増えることになるのだ。

 タバコ会社にはこれまでも生分解性フィルターの開発と適用が幾度となく求められ、また携帯灰皿の配布を要求されてきたが、こうした取り組みは一部の企業にとどまっている。

 両切りタバコやパイプ用の刻みタバコであればすぐに生分解され環境へのダメージは少ないが、結局のところ喫煙者の大多数の支持を得ているのがフィルターつき紙巻きタバコである。

 それでもノボトニー教授は今後もフィルターつき紙巻きタバコを禁止する法律の制定を求めていくことを明言している。こうしたキャンペーンは今までは難しかったが、昨今の世界的なタバコをめぐる規制の強化が追い風になっているということだ。

海洋汚染の真犯人はプラスチック製ストローではなくタバコの吸殻だった! 喫煙者の罪がまた一つ「フィルター全面禁止しろ」の画像3画像は「Disclose.tv」より

 オルタナティブ系オンラインメディア「Disclose.tv」の記事では、アメリカ・シアトルをはじめとするいくつかの都市や外食チェーンがプラ製ストローの廃止を決定しているように、最終的にはフィルターつき紙巻きタバコの製造販売の禁止がおそらくは実現するだろうと記している。

 タバコのフィルターが海洋汚染の“真犯人”だとすれば、タバコと喫煙者に対する逆風はますます強まりそうだ。もちろん吸殻をポイ捨てさえしなければ環境へのダメージはないのだから、今後さらに喫煙者のマナーに対し厳しい目が向けられるだろう。
(文=仲田しんじ)

 

Ocean Lovers Face Up To New Environmental Threat 動画は「Wochit News」より


参考:「Disclose.tv」、「Yahoo! Finace」ほか

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