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画像は、「theYNC.com」より

 莫大な財産をめぐり親子兄弟で骨肉の争いに発展することがある。インド南部カルナータカ州の都バンガロールでも先月28日、息子が父親の眼球を素手で抉り取るという凄惨な事件が起きた。現地紙「Times of India」(今年8月29日付)などが報じた。

 事の発端は、アビシェク・チェタン(42)が父親のパラミシュさん(66)から不動産の所有権の譲渡を拒否されたことだった。チェタンの母親が1カ月前に他界した際、その遺産はチェタンにも分与された。しかし、チェタンは他の財産分与も要求し、パラミシュさんと対立。チェタンがパラミシュさんを「訴える」と脅すほど父子関係は険悪になっていた。

 事件当日、チェタンはパラミシュさんと口論していたが、感情を抑えきれなくなって暴力に走り、ついにはパラミシュさんの両目の眼球を素手で抉り取ってしまった。パラミシュさんの悲鳴を聞いた隣人たちが現場に駆けつけると、そこには血まみれになったパラミシュさんが倒れていた。チェタンは取り押さえられて警察に引き渡され、パラミシュさんはすぐに私立病院へと搬送され集中治療を受けた。

 母親名義の不動産に住んでいたチェタンだが、賃料として毎月1万2千インド・ルピー(約1万8千円)をパラミシュさんに支払っていたという。チェタンが経済的に困窮しているにもかかわらず、パラミシュさんはこの不動産の所有権をチェタンに譲渡しなかった。チェタンはこのことに不満を抱いており、取り調べで「親父はいつも俺を疎外していた。祭りのときも、家族の集まりのときも」と口にしたという。

 一方、パラミシュさんは、いずれの不動産もチェタンに相続させるつもりはないと警察に話している。また親戚は、チェタンが困窮していたのは、他人から借金をしてまで浪費を続けていた彼の生活スタイルに原因があると指摘している。

 不動産の所有権をめぐって繰り広げられた血みどろの父子喧嘩は、両者の間にある溝をさらに深めることとなった。激情に駆られて父親の眼球を抉ってしまったチェタンには、これから刑罰が下ることだろう。莫大な財産は、本来平和なはずの家庭すらも“修羅場”に変えてしまうのだ。
(文=標葉実則)

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