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――第一線の記者やライター、ジャーナリストなどが取材・執筆する“不都合な真実をえぐり出す”ネットメディア「Real News On-line!(リア・ニュー!:RNO)」より転載。

容量次第では様々な発作・障害を引き起こす物質を夫の飲み水に…

 世の中には、殺人事件の数に比例して殺害方法がある。もちろん、その多くは銃殺や撲殺など、物理的なものがほとんどを占めているのだが、中にはそこには分類されない方法も存在している。

 その一つが、毒殺である。

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イメージ画像:「Thinkstock」より

 今年の3月、イギリスで元スパイのロシア人が神経剤により殺されかける事件が注目を浴びたように、毒殺は他人を計画的に殺害する際、有効だと認識されている手段のひとつだ。そんな中、アメリカでいま、この毒殺を巡る一つの事件が注目を集めている。

 BBCが今月4日に報じたところによれば、アメリカ南東部のサウスカロライナ州で、夫の飲んだ水に目薬を入れて殺害した女が逮捕されたという。


愛妻家として知られた夫、その実態とは?

 犯人はラナ・クレイトンという52歳の女で、彼女は目薬や鼻用のスプレーなどに含まれる「テトラヒドロゾリン」と呼ばれる物質を用いて、フィジカルセラピーの事業を立ち上げていた実業家の夫を殺害したという。この薬は、処方箋なしで手に入れられるものの、容量次第では発作を引き起こしたり、呼吸器障害や意識障害を起こしたりする可能性があるとされてきた物質だ。

 事件が起きたのは7月21日。夫のスティーブンは自宅の玄関で死亡したが、その後の司法解剖により、体内からテトラヒドロゾリンが検出。その後の取り調べの中で、妻のラナが毒物を与えたことを認めたため、31日に彼女が逮捕されたという。

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以前には夫を石弓で“誤射”したこともあったという妻のラナ・クレイトン

 その後の取り調べで、動機はいまだ不明で、ラナは夫に身体的な虐待は受けてはいないものの、スティーブンは性格的に浮き沈みが激しく、精神的な虐待を受けていたと供述しているという。また、ラナは2016年に、睡眠中の夫の頭をクロスボウで撃つという事件を起こしており、この際は誤射と判断され、逮捕されていなかった。スティーブンの親族は、「(スティーブンの)死因にショックを受け、心を痛めている。我々はどれだけスティーブンがラナを愛していたか、彼が彼女にどれだけ献身的であったかを知っている。現在、我々はこの出来事を理解しようと努めている」と声明を発表している。


3年前から殺害を計画、動機は夫の財産目当て?

 実業家の夫を亡き者にしようと企てる場合、おおよそ理由は一つであるというのは誰もが思うところだろう。実際、BBCの記事でも、夫妻が住んでいた自宅にはおよそ80万ドル(日本円にしておよそ9000万)の価値があり、夫の死後にラナがその法的な代理人になったことについて触れている。

 石弓を“誤射”した2016年の事件と言い、彼女が以前から計画的にスティーブンを殺そうとしていたことは明らかだろう。金持ちになればおおよその悩みが解決できるかと我々庶民は思ってしまうが、こうした危険が新たに生まれることを考えると、人の悩みというのはどうなっても尽きることが無いというのが真実なのかもしれない。

 少なくとも、自分を殺すような相手を人生の伴侶に選ばずに済むことを願うばかりである。
(文◎コリス東条)


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