我々の体の周りに「目に見えない雲」があると科学的に新判明! まるでオーラ「誰もが個別の雲を出している」

我々の体の周りに「目に見えない雲」があると科学的に新判明! まるでオーラ「誰もが個別の雲を出している」の画像3イメージ画像は「Thinkstock」より引用

■スマートウォッチで「雲」を計測?

「私たちは皆、自分の微生物雲を持ち運び、噴出しているのです」(スナイダー氏)

 スナイダー氏は、研究はまだまだ始まったばかりだと話す。今回の研究では調べられる人数が限られていたというが、収集されたデータをさらに分析することで、この技術をさらに身近なものにしたいとのことだ。

「私たちは技術を簡素化し、誰でも自分のエクスポソームを測定できるようにしたいのです。エクスポソーム検出機能を持ったスマートウォッチのようなものです」(スナイダー氏)

 エクスポソームは遺伝的要因以外の全ての外的な要因を含む概念であり、「雲」はその一部でしかない。「雲」が健康にどのような影響を与えているかは今のところ未知数であるが、スナイダー氏の提案するように、体を取り巻く「雲」を簡単に調べることができれば、これまで原因不明とされてきた様々な不調や病気についても、新たな知見が得られる可能性がある。

 最近のスマートウォッチの進歩はすさまじいもので、今では血圧や心拍数のリアルタイム測定も身近なものとなりつつある。オーラならぬ「雲」測定も、あっという間に常識となるかもしれない。また、これまで我々は個人が持つ独特の雰囲気や存在感を“オーラ=霊的エネルギー”と解釈していたが、実は我々の感覚器官がこの「雲」を感知していた可能性もあるかもしれない。個体を取り巻く新たな“存在”が判明したことで、少なくとも人間の肉体は肉眼で見える範囲意外にも幅をもつ個体であることが証明されたといえるだろう。

(編集部)

参考:「Science Alert」「Cell」「Stanford Medicine News Center」ほか

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