具もスープもないインスタント麺だけ……中国農村の“質素すぎる”給食を保護者が告発!

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日刊サイゾー

【日刊サイゾーより】

 先日、女性教師が童貞生徒を誘惑したという事件を紹介したが(参照記事)、中国の教育現場での不祥事は依然として多い。最近では特に、中国人が大切にする“食事”の場での不祥事が頻発しているようだ。

「香港01」(9月13日付)などによると、河南省周口市の小学校で、予定の献立とは異なる、かなり質素な給食を児童に与えていたことが発覚した。SNS上にアップされた保護者が撮影した動画を見ると、この日の献立は、鶏肉とズッキーニの炒め物、ニンニクの茎の炒め物、おかゆ――で、ご丁寧に一人当たりの具材ごとの分量までしっかりとホワイトボードに記されている。ところが、実際に提供されたのは、お椀半分程度の麺だけ。具もスープもなく、育ち盛りの子どもが食べるものとは思えない。パサパサして食べにくかったのか、水に漬けて食べた児童もいるようだ。まるで文化大革命の時代に逆戻りしたかのようである。

 事態を重く見た市や省の関連部門は、早速調査を実施。給食をめぐる不適切な対応があったとして、問題の小学校校長を免職処分に、同校を管理する教育機関の責任者を停職処分とした。中国では農村部の義務教育機関に対して給食費の補助があり、児童一人当たり、国から一日4元(約65円)の補助金が出ているはずだが、中国の物価を考えると、お椀半分程度の麺が4元もするはずがない。残ったカネを誰かが懐に入れているということだろう。

 ネット上には、当然ながら非難が殺到。「中国の問題は悪人が悪事を働くことではなく、悪人に対する罰が軽すぎることだ」「同胞に害を与えさせたら中国人が一番」といった皮肉たっぷりのコメントから「同じようなことをやっている学校は、たくさんあるはずだ」と、氷山の一角であることを指摘するコメントもあった。

 一方、「上海熱線」(同14日付)などによると、10日、湖南省張家界市にある航空工業職業技術学院の学食で、わいせつ動画が放映される騒ぎが起きた。食堂では20〜30人の学生が食事をしていたが、響き渡るあえぎ声に、食事どころではなかっただろう。職員が慌ててテレビを消したが、動画は3分ほど流れ続けていたという。学食にはインターネットテレビが導入されていたため、学校側は、ハッカーが遠隔操作した可能性が高いと釈明しているが、責任逃れのようにも思える。

 中国の教育現場では、まともな食事を落ち着いて取ることも難しい

(文=中山介石)

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