【閲覧注意】眼球に瞳が2つある奇病「重瞳」が超神秘的! 発症原因は不明、中国の偉人に多い理由とは!?

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【閲覧注意】眼球に瞳が2つある奇病「重瞳」が超神秘的! 発症原因は不明、中国の偉人に多い理由とは!?の画像1画像は、「YouTube」より

 米国で2017年、トム・クルーズ主演のアドベンチャー映画『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』が公開された。この映画の登場人物であるエジプト王女アマネットは、瞳が2つある“邪眼”の持ち主として描かれている。アマネットの目のように、瞳が2つ存在する眼球は「重瞳(ちょうどう)」と呼ばれ、医学的には「多瞳孔症」の一種である。重瞳は先天的なもの以外にも、目への外傷による虹彩離断が悪化して発症することもある。

 医学文献の記録によると、1899~1920年の間に確認された重瞳の事例は3件。そのうち1件では患者の瞳が写真撮影され、調査が行われたという。また、医学誌「Acta Ophthalmologica」に掲載された2007年の論文には、重瞳の55歳男性について記載されている。彼の複数の瞳は円形ではなく、楕円形だった。4つの瞳それぞれを取り囲む筋肉が互いに独立して発達していると診断されたが、重瞳が発症した原因については判明していない。

 ヒト以外の種に目を向けると、単眼症と重瞳の合併症というべき事例も存在する。以前トカナでも紹介したが、デンマークで2013年、頭の中央に大きな一つ目がある馬が生まれた。この馬の眼球には2つの瞳があったというから驚きだ。出産直後に死亡した馬を調査したコペンハーゲン大学のヘンリック・エルヴァング・ジェンセン教授は、「このような突然変異は、すべての動物、さらにはヒトにおいても起こり得ます」と述べる。

 重瞳の症例は実際に存在するものの、数が少なく、発症原因についても究明されたとはいい難い。そのため、重瞳を単なるフィクションと考える人々は多い。実際、伝承や小説などで、特定の人物を権威付けするために重瞳が描かれてきた。日本には、源義経や豊臣秀吉が重瞳だったという設定の小説もある。一方、中国では、孔子の弟子である顔回や劉邦と争って敗れた項羽、新朝の皇帝・王莽などが重瞳とされる。

 日本に比べて中国では重瞳の人物伝が多い。これは誇張表現を好む中国の文化が理由なのか、それとも中国人は重瞳を発症しやすい遺伝子を持っているのか? 重瞳の謎が解明されることを願いたい。
(文=標葉実則)

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