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★『グランドジャンプ・プレミアム 11月号』(集英社)で「奇習」シリーズが待望の漫画化! 漫画家はなんと『不倫食堂』の山口譲司先生!! 知られざる昭和日本の奇習が“巻頭カラー”で究極のエロス爆発だ!★


【日本奇習紀行シリーズ】

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画像は「Thinkstock」より

 中世以降の日本においては、各地の代官の下などに、小さな村々を実質的に統括する役割を任された庄屋や名主の類が存在し、そこで暮らす人々をとりまとめていたが、そうした家柄にあった人々というのは、江戸幕府が滅び、明治政府が誕生した後も、“村の実力者”として代々その力を維持していたというケースが少なくない。しかし、こうした世襲制の権力というものは、得てして、その下に置かれる人々に、様々な被害を与えていたのが実情である。


「さすがに今じゃそういう人間もいなくなったけれども、昔、このあたりじゃ、代々庄屋を続けていた家があってね。もちろん、私が生まれた頃には、とっくに庄屋ではなくなっていたんだけれども、昔からの流れで、誰も逆らえないような金と力を持っていたんだよ」


 かつて当地で絶大な権力を有していたという、庄屋家系の“村の実力者”についてそう語るのは、現在でも当地でレタス農家をしている田中正吉さん(仮名・89)。田中さんの話によると、その“実力者”は、まるで自身の家来であるがごとく、自分の思うがままに村人たちを支配し、それに抗う者に対しては、徹底した圧力を加え続けていたという。


「なにせね、小さい村でしょう? あの家の人間に楯突こうものなら、この村じゃすぐに暮らせなくなっちまうんですよ。いわゆる“村八分”というやつです。ましてやね、戦時中なんて、そういう状態になっちまうと、まともに配給すら受けられなくなっちまうものだから、それこそ命そのものを握られているような状態。だからね、どんなに理不尽なことをされても、誰一人、文句が言えなかったんだよ」

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コメント

1:匿名2018年10月14日 09:32 | 返信

自由恋愛による結婚が皆無の時代だしな

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