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 米国防高等研究計画局(DARPA)が昆虫を生物兵器にする研究を進めていると、米「Washington Post」(今月4日付)をはじめとする多数のメディアが取り上げて話題となっている。

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画像は「HEGAAs & DARPA」より引用

 問題の研究とは、DARPAが進めている「Insect Allies(昆虫同盟)」プログラムである。DARPAのウェブサイトによれば、このプログラムは「米国の農作システムを守ることを目標に、食料供給に対する自然的・工学的な潜在的脅威に対して対策を提供するもの」なのだという。

 解説によると、プログラムでは農業に大きな被害を与える病原体や干ばつ、水害などといった脅威に対し、ウイルス、昆虫ベクター、遺伝子改変といった手段を使った植物の“治療法”を研究開発している。簡単にいえば、病気や天候不順などで問題が起きた時、昆虫を使ってばら撒いたウイルスで植物の遺伝子を操作し、その性質を変化させて対応しようという試みである。

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画像は「HEGAAs & DARPA」より引用

 しかし今月8日、米国の有名科学誌「Science」に、ドイツやフランスの科学者による「Agricultural research, or a new bioweapon system?(農業的な研究か、新たな生物兵器システムか?)」と題した記事が掲載された。このプログラムが生物兵器禁止条約に抵触するようなウイルス、そしてウイルスをばらまくための昆虫を研究開発するためのものではないかと疑問を呈しているのである。

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コメント

1:匿名2018年10月21日 16:56 | 返信

DARPA側が主張するように、あくまで農業という平和的な利用だけが目的なら良いのだが……。


主目的が悪意か善意か、DARPAという会社がどんな会社か調べてみればわかる。

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