【閲覧注意】ガソリン泥棒50人が一斉に炎上して死亡! タンクローリー爆発で人々が真っ黒焦げの地獄絵図=コンゴ

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【閲覧注意】ガソリン泥棒50人が一斉に炎上して死亡! タンクローリー爆発で人々が真っ黒焦げの地獄絵図=コンゴの画像1画像は、「BestGore」より

 中央おアフリカ・コンゴ民主共和国の首都キンシャサから南西約200キロに位置する村ムバで今月6日、バスと衝突したタンクローリーが爆発・炎上する大事故が発生した。米紙「The Journal Gazette」などによると、この事故で少なくとも50人が死亡し、100人以上が重軽傷を負ったという。事故現場はキンシャサと港町マタディとを結ぶ高速道路で、事故の原因については現在調査中である。ジョゼフ・カビラ大統領は、3日間の国家喪服を宣言した。

 目撃者の証言によると、事故現場には沢山の村人たちが押し寄せ、タンクローリーから漏れ出たガソリンを盗もうとしていたという。危機意識を欠いた人々の行動が被害拡大をもたらしたといえよう。

 同様の事故は2010年7月にも発生している。ブルンジ共和国との国境付近にある村サンゲで、タンクローリーがミニバスを追い越そうとして横転し、爆発・炎上した。このときも、ジェリカンやバケツを持った人々が集まり、国連平和維持軍の警告を無視してガソリンを集めていたため、爆発に巻き込まれたのだ。この事故では、現場付近にレンガと木でできた簡素なテレビホールがあり、何百人もの人々が集まってワールドカップを観戦していたこともあり、230人が死亡する大惨事となってしまった。

 ワールドカップ観戦中に事故に巻き込まれた人々は気の毒としか言いようがない。しかし一方で、ガソリン泥棒が被害に遭ったことはどう評価されるだろうか? 日本では、誰も漏れたガソリンを盗もうとしないため、「自業自得だ」と考える読者も少なくないだろう。しかし、先進国の価値観でコンゴの人々の行動を非難するのはナンセンスだ。

 長らく植民地支配を受けてきたコンゴは、第二次世界大戦後から紛争が続き、国民が武装勢力と貧困に苦しむ人道危機に陥っている。レイプや餓死も日常茶飯事なのだ。今年8月からはエボラ出血熱が流行中だが、争いから逃れようとする人々が国内外へ移動していることもあって、エボラ拡散を食い止めるのは難しい。

 コンゴ民衆の悲惨な現状に目を向ければ、ガソリン泥棒を一方的に責めることはできないだろう。今月起こったタンクローリー爆発事故の犠牲者たちも、間接的にはコンゴの人道危機の被害者だったといえるのではないか?
(文=標葉実則)

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