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画像は、「Liveleak」より

 日本政府は今月23日、シリアで3年以上拘束されていたフリージャーナリストの安田純平さん(44)が解放された可能性が高いと発表した。その後、在トルコ日本大使館員が安田さん本人を確認し、25日夜、ついに帰国が実現する。

 安田さんは、2015年6月に内戦中のシリアに入った後、行方不明となっていた。安田さんを拘束したのは、イスラム過激派の反政府組織「タハリール・アルシャーム機構(HTS)」とみられている。HTSは、アサド政権の転覆とイスラム帝国の復権を目指す組織で、国際テロ組織「アルカイダ」傘下の「ヌスラ戦線」を前身とする。報道に対して、HTSは安田さんの拘束には一切関与していないと主張している。

 現在、ニュースで盛んに取り上げられているヌスラ戦線(現「HTS」)は、以前からジャーナリストの拘束や殺害に関与してきた。2016年1月には、シリアで最も有名なフリージャーナリストのハディ・アル・アブドゥラさんとラード・アル・ファレスさんを拘束。アブドゥラさんらは当時、反体制派の拠点であるイドリブ県の町カフランベルで「Radio Fresh」というラジオ局を運営しており、アサド政権からの自由を求めて活動を続けていた。このラジオ局の事務所にヌスラ戦線の戦闘員が乗り込んできて、放送機器や発電機などを奪い、アブドゥラさんらを拉致した後、12時間後に解放した。

 さらに同年6月、アブドゥラさんはアレッポのアパートを爆破され、左脚や顎などを負傷、現場にいたカメラマンのカレド・アル=イッサさんは死亡した。命懸けの取材活動を続けるアブドゥラさんは同年11月、国境なき記者団から2016年「ジャーナリスト・オブ・ザ・イヤー」賞を授与されたが、このことを快く思わない批評家もいる。というのも、アブドゥラさんが政府軍の遺体を見て嘲笑ったという噂があり、ジャーナリストとしての中立性に疑いが持たれているからだ。

 問題の動画が海外の動画共有サイト「Liveleak」で公開されている。次々と映し出される遺体は、頭部や腹部を撃ち抜かれるなどして絶命した政府軍の兵士たちだ。アブドゥラさんは、ヌスラ戦線の戦闘員と行動を共にしながら、屍の山を撮影していく。国境なき記者団は、アブドゥラさんの取材活動について、「ヨーロッパのジャーナリストが決して足を踏み入れたがらない危険な地域に躊躇なく乗り込み、撮影したり、市民にインタビューしている」と称賛するが……。

 戦場ジャーナリストに対する評価は常に賛否両論に分かれる。安田純平さんについても、彼を英雄視する人々がいる一方、「拘束されたのは自己責任」と非難する声も少なくない。戦場ジャーナリストの存在意義が改めて問われている。
(文=標葉実則)

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コメント

2:匿名2018年10月28日 08:39 | 返信

「恥ずかしながら帰って参りました」

1:匿名2018年10月25日 20:28 | 返信

韓国人の狂言でした。
テヨンバレです!
残念!!(爆w

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