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日刊サイゾー

【日刊サイゾーより】

 日本では児童虐待の件数が27年間連続して増加し、昨年は過去最多の13万件となったが、中国でも児童虐待は頻発している。

 今月8日、貴州省都イン市の病院に、5歳の男児が血まみれで搬送されてきた。頭部に大ケガを負っており、3カ所から頭蓋骨が露出している状態だった。

 香港紙「アップルデイリー」(10月13日付)によると、このケガは父親の交際相手の女から受けた暴行によるものだという。

 父親は元妻と離婚後、男児を引き取り、昨年4月から現在の交際相手と同棲を始めた。ところがその女は、子どもの存在を疎ましく思い、日常的に虐待を行っていたという。そんな中、8日午前4時頃、女は寝ていた男児の頭部めがけて金づちを振り下ろしたのである。複数回、頭部を殴られた男児は、前頭部に1カ所、後頭部に2カ所、頭蓋骨が露出するほどの重傷を負った。

 朝7時頃に起床した父親が、男児の異常に気がつき、事件から3時間後に男児はようやく病院に搬送された。女は凶行に及ぶ前、父親と家事をめぐり口論となっており、その怒りの矛先を男児に向けたものとみられる。

 現在、男児は快方に向かっており、実の母親に引き取られた。女の身柄はすでに地元公安局に移され、殺人未遂事件として取り調べが行われている。女は、犯行自体は認めたものの、殺意については否定している。

 ちなみに同じ貴州省では、今年4月にも4歳の女児が父親とその交際相手の女から虐待を受ける事件が発生している。女児は日頃から殴られており、腕や背中にはタバコの火を押し付けられたとみられる複数の傷痕があり、通報を受けた警察に保護された。

 児童虐待が多発する中、中国では“虐童罪(児童虐待罪)”を新たに刑法として法案化する動きが進められている。これによって、一人でも多くの子どもたちが救われることを期待したい。

(文=青山大樹)

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