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日刊サイゾー

【日刊サイゾーより】

 日本でも教育現場におけるモンスターペアレントが問題となっているが、中国では子どもを叱った教師を、警察官である父親が連行し拘留するという事件が発生した。

「捜狐新聞」(10月18日付)によると、事件の概要は次の通りだ。

 16日、湖南省株洲市内の小学校で3年生のクラスを受け持つ女性教師(27)が授業を行っていたところ、女子児童が遅刻して登校してきた。教師は遅刻した罰として、女児を教室内の前方に立たせた。ところがその後、小学校に複数の警察官が押しかけ、この教師を署へと連行してしまったという。これを指示したのは地元警察の副署長で、立たされた女児の父親だった。

 女児は立たされたことを不満に思い、携帯電話で自宅に連絡。「遅刻したら先生に殴られた」と虚偽の話をでっち上げていた。しかし、子も子なら親も親である。この話を信じた父親は副署長という自らの職権を乱用し、部下を率いて教署を連行するという暴挙に出たのだ。

 連行された教師は警察署で7時間にわたる取り調べを受けたという。教師は自らの身の上に起った出来事について「職権乱用としか思えない。私が一体どんな過ちを犯したというのか? これまで自分の生徒に対して、殴ったこともなければ、教師として真面目に職務を全うしてきたのに。涙が止まらない。なぜこんなひどい仕打ちを受けなければならないのか」と、SNSに書き込んだ。

 やがてその書き込みは拡散され、教師を連行した地元警察の所業に大きな非難が集まった。すると共産党委員会宣伝部は、副署長を免職処分にしたと発表した。

 どこの国のモンペも困ったものだ。

(文=青山大樹)

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