「本物の惨殺死体」が“飾りのゾンビ”と間違えられて見世物に！ 身震い必至の殺人事件の顛末は!?

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　遺体の身元はすぐに判明した。近くに住む31歳の女性で一児の母親であった。犯人は地元の27歳の男で、こちらもすぐに割り出されて逮捕された。

逮捕されたドニー・コシェヌア（27歳、当時）　「Freak Lore」の記事より

　チリコシーの街では、若い女性が行方不明になったり死体で発見される事件が6件も続いており、今回の事件との関連も疑われたが、警察はこの件は独立した殺人事件であるとの見込みで捜査を行ったということだ。

　今回の現場の近くに住む母子も、早朝にこの“ゾンビ”に気づいたが、母親は驚いた娘に「ハロウィンの飾りよ」と説明したという。実際にはけっこうな数の人々がこの遺体を“ゾンビ”だと思い、通り過ぎていたようだ。ニュースで後から真相を知った目撃者たちの背筋はさぞや凍りついたことだろう。そして今年もハロウィンが近づいているが、こうした不気味な事件が起こらないことを祈りたい。
（文＝仲田しんじ）

参考：「abc13」、「GAWKER」、ほか

仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター　@nakata66shinji

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