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 ヒップホップ界のカリスマ、2Pacことトゥパック・シャクールは22年前に射殺された。1996年9月7日、ラスベガスのナイトクラブ前で、車に乗っているところを銃撃され、6日後の13日に死亡したのだ。警察ではギャング抗争による殺人と処理されたものの、いまだに誰も検挙されず、未解決事件となっている。


■トゥパック・シャクール生存説が再浮上

 皆に惜しまれながら25歳の若さでこの世を去ったトゥパック。しかし、以前にもトカナでお伝えした通り、これまで幾度か「偽装死で人生リセット説」が浮かんでは消えてきたという経緯がある。彼の死を受け入れられないファンたちは、生存説が囁かれるたび、ぬか喜びしたくない気持ちと、でも本当だったら――という期待の間で振り回されてきたのだろう。

 そんな微妙なファン心理を逆なでするような動画が、今年10月初め、ネットで話題になった。投稿したのは、「Death Row Records」の創始者にしてトゥパックのレコード・プロデューサーでもあったシュグ・ナイト氏の息子、シュグ・ナイト・ジュニア氏だ。自身のインスタグラムで、トゥパックは生きており、現在マレーシアに住んでいるかのような投稿を繰り返している。

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Bet」より

 だが、反証は待ったなしだった。YouTubeチャンネル「Lions Ground」は、自らが作成した動画の中で「ナイト・ジュニア氏がぬけぬけと大嘘をついている」と、暴き立てている。実はこの動画、2013年に行われたトゥパックの自伝的映画『オール・アイズ・オン・ミー』のオーディション風景からの盗用なのだ。

 撮影スタッフらしき人物が、トゥパック役の俳優に話しかける場面が使われており、おそらく、オーディション前でナーヴァスになっているのだろう。トゥパックのソックリさんは押し黙ったまま、落ち着きがない。

Suge Knight's Son 2Pac is Alive Malaysia Video Debunked 動画は「Lions Ground」より

 動画のキャプションは「マレーシアから最新動画をお届け」なので、どこにもトゥパックの生存を明言していないが、ミスリードを狙う確信犯であることは間違いない。Lions Groundは断罪する。「トゥパックのマレーシアのビデオはフェイクニュース。ナイト氏は悪ノリし過ぎ」と。

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