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日刊サイゾー

【日刊サイゾーより】

 日本では近年、個人情報の取り扱いが厳しくなっているが、「澎湃新聞」(11月1日付)によると、湖北省咸寧市の高校では10月23日、こんな文書が学校内に張り出された。

「高3C2班の羅某(女)は、卒業生の陳某(男)と早すぎる恋愛をしていた。さらに、高3A5班の羅某(男)とも交際していたことから、陳某が嫉妬。陳某が教室にやってきて羅某(男)とケンカになり、警備員が止めに入った。羅某(女)は校則を無視したので、『学生規律違反処罰条例』の関連規定に基づき、過失を記録に残す。停学1週間とし、『中学生日常行為規範』を100回書き写すとともに、クラスの管理点から10点の減点を科す」

 つまり、女子生徒が自身の二股が原因で起きたケンカの責任を取らされ、罰を命じられたのだが、それを全校生徒の前で晒されてしまったのだ。

 確かに中国では近年、若者の早熟化が進んでいる。夏休み明けになると、産婦人科は中絶手術を受ける10代の若者でいっぱいだという。しかし、この女子生徒は二股しただけで罰を受けることになってしまった。「中学生日常行為規範」の文字数は約1500字なので、100回だと約15万字にもなる。まるで拷問である。同校では生徒を厳しく管理するために、クラスごとに100点の持ち点がある。いいことをすれば加点、校則違反を犯せば減点され、点数はクラス担任の成績にも影響するという。同校は4年連続で320人以上の生徒を北京大学や清華大学に送り込んでいるほどの進学校で、生徒の管理が厳しいことでも知られているという。

 報道を受け、ネット上では「書写の罰則なんて、一体いつの時代なんだ? もう何十年も進歩がない」「高3で恋愛が早すぎるって……」「なぜ女子生徒だけが罰を受けるんだ」など批判的な意見が多く挙がっているが、同校の職員は「現在の生徒は管理しづらい。我々が管理を厳格にせずして、どうやって教育の質を上げられるというんだ」と開き直る。中国でも体罰への風当たりが強くなっているが、こうした地味にキツい罰が今後広がっていくのかもしれない。

(文=中山介石)

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