奇習! 「よその家を味見したい」不倫SEX願望に神職がお墨付き付与! “人妻交歓マッチングシステム”の実態=西日本
「細かい話は面倒なので省きますけどもね、要は、不倫願望のある夫と妻が、お互いの望む相手と結ばれる機会をつくるという風習なんです。具体的には、毎月新月になる夜の前の晩に、お互いに“関心のある異性”の名前を書いた紙を、集落の真ん中に置かれている箱に入れるんです。それをですね、村の神主さんが見て、あの人とこの人は相思相愛だってなると、要は村を挙げてのお墨付きをもらった形で不倫できる、と。まあ、こういう風習です」
常日頃、隣人として接するなかで、夫や妻とは別に“気になる存在”となっている異性の名を紙に書き、その結果を元に、神職が2人をマッチングさせる。しかもそれは“神仏の名の下に行われるもの”として位置づけられているため、言ってしまえば、“オフィシャル”で、不貞行為に没入することができるというのだ。これは当世に生きる我々にとっては、驚きを禁じえないシステムであると言える。黒崎さんは続ける。
「でもね、そういう方法だと、たとえば自分は誰とも結ばれなかったのに、つれあいだけが他所の相手とイタしちゃうだなんてことも、当たり前のように起きるわけです。そういう状況になったら、さぞや無念だろうと思いますけれどもね、いかんせん、神や仏が許すという形になっているものを、どうこう言えることじゃない。だからそういうときはただただ黙って耐えるしかなかったんですよね」
なんでも、黒崎さんの話によると、もともと当地にこうした奇妙な風習が生まれた背景には、当地特有の宗教観があり、それに基づく形で、「想いあう男女が結ばれないことはおかしい」という考えが定着しているからだと言うが、そは言っても、れっきとした家庭持ちを引き裂くことにもなりかねないこの風習、現代の我々が持つ当たり前の感覚からすれば、なんとも理解に苦しむところである。
(取材・文/戸叶和男)
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