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沢田研二を責めないで! 彼は被害者、ドタキャンを巡る業界の裏側とは!?

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「大手事務所やレコード会社であれば、たとえ武道館でも東京ドームでも余裕で埋められるアーティストを探したり、系列会社に権利を譲るなど社内で処理できます。しかし、イベンターの場合には自社で抱えるアーティストは皆無なので、基本は転売目的で予約を入れているんです。会場がなくて困っている事務所などに少々の手数料を上乗せして又貸しするのが目的なんです。ただ、これがうまくいかなくなって、今回の件につながったのだと思われます」(同)

 又貸しがうまくいかなかったのは理解できるが、沢田研二とどう繋がるのだろうか。

「転売や又貸しの話がまとまらないと、イベンターは自らが興行主となって会場を使用するしかありません。しかし、大手事務所などから断られている時点でアリーナクラスを埋められるアーティストのブッキングは不可能です。そのため、今回の件のように明らかにそのキャパを埋められないアーティストをうまく騙して連れてくるわけです。客が埋まらないのはわかりつつも多少でも赤字を圧縮したいために、たとえ半分でもいいので客を入れて予約した会場を有効活用しようという目論見です」(同)

 この話が事実なのであればたしかに沢田研二は被害者と言える。会場がないから早期に予約し、結果としてその使い道がないとは無茶苦茶な話だが、ダブ屋行為を批判する音楽業界ではそれと同じような構造が会場を抑える業務の中で発生しているようだ。
(文=吉沢ひかる)

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