貴ノ岩の付け人暴行で蘇る悪夢! 貴公俊と「集団リンチ殺人」と隠蔽、親方が顔面踏み付け…相撲界の暴力体質!!

 スポーツ報知によると、今年3月に元横綱・日馬富士から暴行を受けた幕内・貴ノ岩(千賀ノ浦部屋・元貴乃花部屋)が、今回は加害者となったことがわかった。日本相撲協会が5日午後、冬巡業中に付け人に暴行を加えたと発表。貴ノ岩を事情聴取したところ、平手と拳で4、5回殴ったことを認めたという。理由は、忘れ物をした付け人が言い訳をしたことだった……。7月には、貴公俊(千賀ノ浦部屋・元貴乃花部屋)から支度部屋で殴打された元付け人の貴西龍ら6人の引退が発表されている。相次ぐ暴行報道で思い出されるのが、2007年に時津風部屋で起きたリンチ殺人だ。今回はその事件を再掲する。


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貴ノ岩の付け人暴行で蘇る悪夢! 貴公俊と「集団リンチ殺人」と隠蔽、親方が顔面踏み付け…相撲界の暴力体質!! の画像1画像は「Thinkstock」より引用


 暴行事件を最初に聞いた時、多くの人が、2007年に時津風部屋で起きたリンチ殺人を思い出したのではないだろうか。当初、日馬富士が貴ノ岩をビール瓶で殴ったと報じられたが、白鵬がそれを否定した。時津風部屋の暴行事件で使われたのがビール瓶であったので、それを想起させるからあわてて否定したという説もあった。


■時津風部屋力士暴行死事件とは

貴ノ岩の付け人暴行で蘇る悪夢! 貴公俊と「集団リンチ殺人」と隠蔽、親方が顔面踏み付け…相撲界の暴力体質!! の画像2画像は、時太山YouTubeより

 愛知県犬山市にある時津風部屋の宿舎で、17歳の時太山(ときたいざん)、本名・斎藤俊(たかし)さんが亡くなったのは、2007年6月26日のことだった。4月に入門し、5月の夏場所で初土俵を踏んだばかりであった。

 当初発表された死因は「急性心不全」。ぶつかり稽古の最中に体調不調を訴え、病院に運ばれたが死に至ったというもので、愛知県警犬山署は「事件性はない」としていた。

 当時の15代・時津風親方こと山本順一は、俊さんの死を実家に伝える際に、「荼毘に付してから実家に送りたい」と、愛知で火葬すると申し出た。しかし遺族はそれを断り、遺体はその日の夜11時、新潟の実家へと運ばれた。

貴ノ岩の付け人暴行で蘇る悪夢! 貴公俊と「集団リンチ殺人」と隠蔽、親方が顔面踏み付け…相撲界の暴力体質!! の画像3時津風親方「YouTube」より

遺体を見て、遺族たちは息を呑んだ。顔は腫れ耳は裂け、体中にアザと擦り傷があり、太ももにはタバコの火を押しつけた跡さえあった。

 ぶつかり稽古での死亡で、こんなにも変わり果てるはずはない。不審に思った遺族の要請により新潟大学医学部で承諾解剖が行われ、死因は「多発性外傷性ショック」であることが判明した。

貴ノ岩の付け人暴行で蘇る悪夢! 貴公俊と「集団リンチ殺人」と隠蔽、親方が顔面踏み付け…相撲界の暴力体質!! の画像4画像は「Thinkstock」より引用

愛知県警は司法解剖の必要はないとしたわけだが、この遺体の状態では、常識的に考えてもあり得ない判断であった。親方・山本順一の言い分を鵜呑みにしたもので、警察と角界の馴れ合いを指摘する声もあった。

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