奇習! 不倫カップルが興じた“死と隣合わせのSEX”がヤバすぎる! 不測の事態には“神隠し”扱い…=東北
周囲を深い森に囲まれた当地においては、集落から離れた山へと分け入ることは、熊をはじめとする野生動物たちとの遭遇を想定せねばならず、熊をはじめ、出くわす動物次第では、すぐさま命を落としかねないリスクを伴うのだという。しかしそうした状況ゆえに、不貞行為を働く男女にとっては、文字通り、“人目を憚らずに肉欲に耽ることができる場所”であるとも言える。そのため、家人が寝静まった真夜中に、こっそりと家を抜け出して山へと分け入る男女も少なくなかったというが、無論、その“禁断の関係”は、まさに死と隣り合わせのものであった。
「まあ、そういうことをやるために入ったかどうかはわからないけれども、熊に食い殺されたんだろうなっていう痕っていうのかな。見るも無残な状態でね、人の形もしてないようなものがさ、山の中に転がってるってのを見たことは何度もあるね。いかんせん、冬眠前の熊なんかは、餌もあまりないもんだから、人だろうと何だろうと平気で平らげるもんでさ。私らみたいにこのへんの山で仕事をしてる人間っていうのは、そういうのを見つけたら片付けるっていう役割もあったものだから、私なんかも見つけるとね、誰にも言わずに毎回そうしてたけどさ。ホント、馬鹿げた連中だよ」
なんでも、相良さんの話によれば、こうした“無残な形”で発見された男女は、林業に従事している相良さんらの手によって秘密裏に山深い場所へと葬られ、村では“神隠しにあった”という体にしていたのだという。とはいえ、こうした習慣を逆手にとる形で、自分たちが山中で死んだように見せかけ、駆け落ちをする男女もいたというから実に驚く話だが、いずれにしかり、命懸けでこうした不貞行為を働く男女というのは、現代の我々からすると、なんとも驚くべき情熱を持った人物であったと言えそうだ。
(取材・文/戸叶和男)
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