箱根駅伝・生中継の制作費用が超ヤバ過ぎる! 一般的な番組の10倍以上のカメラやスタッフで、値段は…!?

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箱根駅伝・生中継の制作費用が超ヤバ過ぎる! 一般的な番組の10倍以上のカメラやスタッフで、値段は…!?の画像1イメージ画像は「Getty Images」より引用

 関東地方の大会ではあるものの、今や日本全国におけるお正月の風物詩になっているのが「箱根駅伝」だ。日本テレビが2日間に渡って全区間を生中継しているが、カメラ台数やスタッフの数などは一般的な番組の10倍以上ともいわれる。これだけ大掛かりな番組となれば制作費も莫大なのだろうが、果たしてどのくらいのコストがかかっているのだろうか。

「結論から言えば2日間の生中継にかかる経費、つまり総製作費はおよそ7億円と言われています。高いか安いかは判断が分かれるところでしょうが、少なくとも現場を知っていれば無駄な経費はないため、必要な経費と考えています」(テレビ局スタッフ)

 通常の番組の中には1000万円以下で制作するケースも多くあるため、放送時間が長いとはいえかなりの高額だ。内訳はどうなっているのか。

「スタッフは1000名を超え、系列局や技術制作会社から大量のスタッフを国内各地から集めています。さらに中継車や中継機材も全国からレンタルしています。あとは事前取材の活動費や編集費もかかります。これらの経費だけで5億円ほどかかります。それ以外に宿泊費や食事代などの雑費が1億円ほどかかってきます」(同)

 この合計はおよそ6億円ということになるが、残る1億円は何に使われているのか。

「残る1億は保険のようなものです。無駄と言われればそれまでですが、箱根の山から生中継するためにバックアップ用の設備や人員を配置しています。そのための費用がおよそ1億円かかっています」(同)

 バックアップには1億円とは凄まじいが、こちらの内訳を聞けば納得できる金額でもあった。

「箱根の山は気流が激しくヘリが飛べないこともあります。通常、箱根の山を選手と共に登る中継車の映像は上空を呼ぶヘリに飛ばしたあと東京に送られていますが、ヘリが飛べない場合には近隣に設置したアンテナを使って電波を飛ばします。さらに一部のカメラからの映像が天候次第では届かないケースも考えられますので、その際に保険として設置しているカメラがあります。これらのバックアップ用の機材やスタッフ、中継車などにもお金をかけています」(同)

 これだけのバックアップであれば高額な費用がかかるのも頷ける。

「あとはどうしても生中継できる映像がない場合に備えて過去の名場面やインタビューをまとめたVTRも用意しています。何事もなく生中継が進行すれば世には出ないVTRですが、これらを作るのにもお金がかかります。また、カメラマンなどは長時間に渡ってトイレに行けないので紙おむつも用意していますが、こうした細かいお金も『箱根駅伝』では重要な必要経費なんです」(同)

 お金として見れば7億円は高額だが、あの箱根の山を含む完全生中継をおこなうためには、これぐらいのお金が必要であり、決して無駄とは言えないはずだ。お正月の風物詩として当たり前に流れる映像だが、そこには多くの方々の苦労があることを忘れてはいけない。
(文=吉沢ひかる)

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