「はじめてのおつかい」は“やらせ”有り無しどっち? 関係者がヤバ過ぎる実態を暴露!

 子どもたちが親にお願いされて買い物などのおつかいに出かける「はじめてのおつかい」(日本テレビ系)。子どもを持つ親なら涙なくして観られないともいわれる名物特番だが、この番組には放送開始から現在に至るまで徹底したポリシーがあるという。

「『はじめてのおつかい』はずっと“ガチンコ”にこだわっており、絶対にやらせをしない、余計な演出を加えないということをポリシーに作られ続けています。演出を加えれば効率よく撮影できますが、それをしないで今の時代でも時間と労力をかけて制作しています」(テレビ番組担当スタッフ)

 当たり前のことのように聞こえるが、近年における各テレビ番組の実情に鑑みれば、たしかに独自のポリシーとも言える。だが、ヤラセや演出が一切ないことで制作スタッフの苦労は通常番組の数倍だという。

「たとえば、この番組ではお蔵入りになるロケが多いんです。たとえ泣きじゃくっても、結局は買い物に出かける子どもであれば放送に至りますが、泣いて家から一歩も出ないまま終わることもあります。そのような場合には、お蔵入りにするしかありません。しかし、そうなってもスタッフは稼働していますのでそのコストは無駄になります。しかし、それでも演出を加えないため仕方がないんです」(同)

 たしかに、今の時代にお蔵入りはどの番組も避けたいものだ。さらに、子どもの安全を守るために独自の苦労があるという。

「子どもが道から飛び出しそうな時、抱きかかえたり前もって注意することもできますが、それでは番組が手を貸してしまうことになるので、このような行為も余程の状況でなければできません。そのため、事前に道路の交通量や近隣の不審者調査を行ううえ、ルート上の用水路や側溝の蓋が外れている場所まで、すべてくまなく確認します。このような作業に数カ月かかることもあります。しかし、それでもお蔵入りになるかもしれないのですから、コスパを考えれば大変な番組ですよ」(同)

 演出を加えることができるなら、こっそり親御さんについて来てもらうこともできるが、そのようなことは絶対にしないと決めているため、現場にはさまざまな苦労があるようだ。だが、逆に言えばそれだけ“ガチな番組”が減っているという話でもあり、少々複雑な気分ではある。2019年は1月7日19時、日本テレビ系列でこの苦労の集大成が放送される予定だ。
(文=吉沢ひかる)

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