【閲覧注意】フランス「黄色いベスト」デモで“ただの通りすがり”が警察に銃撃される! 「まるでウサギを撃つように」

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【閲覧注意】フランス「黄色いベスト」デモでただの通りすがりが警察に銃撃される! 「まるでウサギを撃つように」の画像1画像は、「The Daily Mail」より

 日本での報道は下火になってしまったが、フランスでは今、マクロン政権に抗議する「黄色いベスト運動」が勢いを盛り返している。昨年末に一旦規模が縮小したものの、年明けは2週連続で拡大。1月12日の参加者数は、前週の約5万人を上回る約8万4千人にも上ったという。フランス政府は各地で警官・憲兵を約8万人動員し、暴力や破壊行為に対する警戒を強化した。こうした中、デモ参加者と警官隊との衝突が勃発し、12日には港湾都市ボルドーでは悲惨な流血事件にまで発展した。

 この事件を映した動画が現在SNSなどで拡散し、物議を醸している。歩道にうずくまっているのは、黄色いベストを着用したデモ参加者の男性だ。彼は頭部を負傷し、傷口からは血があふれだしている。周囲の人々は、その傷を押さえて何とか止血しようと必死だ。女性は携帯電話で救急車を呼んでいるのだろう。

 この動画に映っている負傷者は、3児の父親である30代男性、オリヴィエ・ベジアデさん。病院に搬送された彼は、非常に重篤な脳損傷のため、現在は昏睡状態にあるという。彼の妻であるシンディ・ベジアデさんは「私は激怒しています。受け入れがたいことです。このままで良いわけがありません」と憤る。彼女によると、オリヴィエさんとシンディさんは、混乱を避けるために帰ろうとして、通りを曲がったところで私服警官にフラッシュボール(致命傷を負わせることの少ない銃器)で撃たれたという。警官はターゲットの頭より下を撃つように指示されているはずだが、オリヴィエさんに発砲した警官は遵守しなかった。「彼らは、ウサギを撃つかのように、私たちに発砲しました」とシンディさんは言う。

 地元警察は、オリヴィエさんへの発砲時、黄色いベストを着用した集団が近くのアップルストアに入ろうとしていたと主張する。しかし、化学兵器やスタングレネード、フラッシュボールの過剰使用など、デモ参加者に対する行き過ぎた暴力で訴えられている警官もいる中、地元警察の主張には議論の余地があるだろう。

 今月15日、デモ収束を目指すマクロン大統領は、北西部ウール県で「国民討論会」を開催した。市町村の首長約600人が集まった討論会は7時間にわたり、地方の交通問題やエネルギー問題、保育所問題などについて質疑応答が行なわれた。この討論会は3月半ばまで各地で行われる予定だ。政府も平和的なデモ収束を目指しているものの、現場では暴力の応酬がくり広げられ、オリヴィエさんのような負傷者も出ている。「黄色いベスト運動」が激しさを増し、治安がさらに悪化しないことを願うばかりだ。
(文=標葉実則)

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