サラダにカタツムリ、白米にカビ……中国系航空会社の機内食にご用心

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【日刊サイゾーより】

 航空機を利用する人にとって楽しみのひとつでもある機内食が、中国では問題の火種となっている。

「南方都市報」(1月12日付)によると昨年11月20日、上海からマカオへ向かうため中国東方航空(MU2007便)を利用した乗客の女性が機内食を食べようと開けると、サラダの中に蠢く生物を発見した。なんと、親指ほどの大きさのカタツムリが混入していたのである。驚いた女性が乗務員にそのことを伝えたところ、「着陸後に担当者に報告し、適切に対応する」と、女性の連絡先を受け取った。

 ところが1週間が経過しても航空会社からの連絡はなく、不信感を覚えた女性は、上海市消費者協会に相談した。同協会が仲裁に入ったことで、航空会社はようやく女性に連絡。慰謝料として最大で1,000元(約1万6,000円)支払うことを提案したが、女性は今回の出来事が発生した経緯の説明や公式の場での謝罪を求め、慰謝料の受け取りを拒否している。

 一方、航空会社はメディアの取材に対し、「すでに女性客とは和解に向け対応している」と、コメントしている。


白いご飯の片隅がカビで変色している毎日旅游新聞)
 中国系航空会社では、昨年にも機内食をめぐるトラブルが発生している。昨年7月、雲南祥鵬航空では、乗客8名にカビが繁殖し、変色した機内食が配布された。乗客たちは精神的苦痛を味わったとして、合わせて10万元(約160万円)の損害賠償を求めている。

 こうした問題は、日本人にとってもひとごとではない。中国を目的地とする旅行のみならず、経由便も合わせると、日本からの海外旅行者が中国系航空会社を利用する機会は少なくないのだ。

 中国の航空業界は、機内食への異物混入の背景についてしっかり調査し、明らかにしてもらいたいものだ。

(文=青山大樹)

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