神木隆之介が子役から順調に成長した理由は「メガネ」!?
神木隆之介が子役から順調に成長した理由は「メガネ」!? 星野源、高橋一生も…メガネ出世俳優たち!

1月19日より日本テレビ系列でドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」がスタートした。主演の坂口健太郎は冤罪の犠牲となった人々を救う弁護士役だ。2018年に映画『今夜、ロマンス劇場で』、フジテレビ系連続ドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」で主演を務めるなど、快進撃を続けている坂口。ブレイクのきっかけはNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」での活躍にあったように思う。同作では帝国大学生の星野武蔵を演じ、学ランに黒縁の丸メガネで嬉々として土をいじる姿が話題になった。
坂口は塩顔系の顔立ちだ。それぞれのパーツは整っているのだが、特徴らしき特徴が見当たらない。しかし、メガネを装着することで生真面目で優しそうなキャラクターが浮かび上がる。
メガネと俳優は切っても切れない関係にある。知名度のない俳優にとっては一ネタ、キャラクターを乗せることのできるアイテムだ。そのため、メガネ一つでブレイクのきっかけを作ることもできるのだ。
星野源が俳優としてステップアップしていく際、大きなポイントとなったのもメガネである。映画初主演となった2013年公開の映画『箱入り息子の恋』では、日本アカデミー賞や毎日映画コンクールなどで新人俳優賞を受賞。2016年に放送されたTBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」でも主演を務め、ドラマから派生したエンディングの「恋ダンス」も話題となり、社会現象化した。どちらの作品も星野はメガネを着用しており、実直なタイプの役柄を演じている。
子役だった神木隆之介が大人の俳優として成長していった際にポイントとなったアイテムもメガネである。2012年公開の映画『桐島、部活やめるってよ』では映画オタクの高校生役、2017年公開の映画『3月のライオン』では主演を務め、高校生棋士役を務めた。さらに、現在放送されているのauのCMでは「意識高すぎ!高杉くん」シリーズでは、コミカルに高杉くん役を演じている。いずれの役柄もメガネをかけており、神木のターニングポイントとなった作品だったように思う。
変幻自在にさまざまな役柄に挑戦してきた井浦新も出世作では、メガネをかけている。井浦が一躍注目を集めたのは2002年公開映画の『ピンポン』だろう。根が優しいが冷静沈着なスマイル役を演じ、高校生の役柄でありながらメガネからほのかな色気を感じさせた。映画『20世紀少年』シリーズではメガネをかけた狂気の暗殺者役を演じている。かつては「好きなメガネ男子」ランキング1位に輝いており、メガネを自在に利用した役作りに成功をした例だといえる。
メガネ俳優といえば、高橋一生を忘れてはならない。ブレイクを果たしたテレビ朝日系ドラマ「民王」では、貝原茂平役を演じ、コンフィデンスアワード・ドラマ賞とザテレビジョンドラマアカデミー賞でそれぞれ助演男優賞を受賞。スピンオフ作品では貝原がメガネをかけて学生服姿を披露している。2017年には日本メガネベストドレッサー賞を受賞しており、メガネ俳優としての立場を盤石にしている。
初対面の人間に出会うと、人はその人の特徴を見て覚えようとする。背が高い。カッコいい。太っている。そして、メガネ。顔のパーツなどは大差ない。メガネ一つで人に覚えられることができるのだ。顔に特徴にない無名俳優にとって、メガネは強力な武器になりうる。
(桂川カツオ)
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