【展示中】痛み、流血、残酷……血と暴力のアート『無惨絵展』
痛み、流血、残酷……時代を超えた血と暴力のアート『無惨絵展』がヤバイ! 江戸の巨匠から田島昭宇まで…!

銀座ヴァニラ画廊にて、『無惨絵展 ~cruel and beauty~』が開催中(3月3日まで)である。
今回の展示では、太田記念美術館主席学芸員・日野原健司氏の協力を得て、月岡芳年無惨絵コレクションが特別出展されている。有名な「英名二十八衆句」から芳年が手がけた14点に加え、貴重な作品が披露されている。もちろん、そこに現代の作家たちも交えて展示しているところが最大の見所でもある。

「江戸の“無惨絵”というものが現代において、どのように変遷してきているのか? それを一番観ていただきたいですね。現代の作家さんについて、ベテランの作家さんから若い作家さんまでバラエティに富むように、様々な技法で国籍も日本に限らずに選定しました」
そう、展示を企画したヴァニラ画廊は説明した。確かに新旧を取り混ぜて構成されている展示空間は、“無惨”という言葉から連想されるグロテスクさだけでは括れない奥行きのある物語性を見せてくれるし、江戸の時代から連なる美意識を感じさせる。
ここからは現代の出展作家たちを世代順に見ていこう。まず、若手のホープとしてフィーチャーされているのが、旭とGENkの両名である。旭は、プロの漫画家としても活躍しており、漫画で描いている猟奇的な世界観を一枚絵に仕上げている。また、人気イラストレーターとして注目のGENkは、大胆でスタイリッシュな表現が印象的である。在廊していた旭に聞いた。

「自分が影響を受けてきた偉大な作家さんたちといっしょに展示できるなんて感激です。私は、90年代サブカルチャーの洗礼をもろに受けてきた世代、インターネット黎明期に、電波系、ゴスロリなど世紀末的なものに触発されて作家になったから、無惨なものに惹かれることは非常に人間的な感性だと思っています」

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