ドイツの性教育映画『女体の神秘』がヤバい
【閲覧注意】乳首の洗い方、ウ●コのような赤ん坊、幼児の全裸まで… ドイツの性教育映画『女体の神秘』が超マニアック!
『受精から出産まで 女体の神秘』
1967年・西ドイツ(日本公開1968年・東宝配給)
監督/エリック・F・ベンデル
子供の頃には気付かなかった大人の商魂。ネットもなく誤った性知識が蔓延していた時代、性教育を装って金儲けする映画が人気を博していた。人に聞くのは恥ずかしい性の仕組みを医学的に学習する態を採っているため、オッパイや性行為が出てきても「これは教育映画だからね」と、大義名分を盾に言い訳できる映画だった。
キワモノ映画を得意としたクローガー・バブが1940年代に製作した、出産シーンを学術の一環で見せる『ママ&ダッド』(2008年の同名ホラー映画とは別物)が全米で大ヒットした。女の裸を見ることが難しかった時代、全米の公民館を巡回し性教育映画として上映された『ママ&ダッド』に、「何かエロイものが見られるぞ」と老若男女が人目を気にせずに殺到したのも頷ける。
このようなエセ性教育映画は「性科学映画」、英語圏では「ホワイト・コーターズ(白衣の映画)」と呼ばれ、医学先進国で知られる西ドイツの作品がヨーロッパで大流行し、日本にも上陸した。その先鞭をつけた『受精から出産まで 女体の神秘』は、「西ドイツ健康教育研究所監修」と、エロ映画じゃないアピールを前面に打ち出し、日本では19万7000人を動員する大ヒットとなった。
オープニングは、体からトロ~ッと精液が海中に滲み出るウニの受精シーンで始まる。次はヌタ~ッと絡みつくカタツムリの交配。続けざまにコオロギ、クジャク、ライオン、ヒヒと徐々に高等生物へと順列を上げながら交尾を見せていく。単細胞生物から人間までの交接を90分間に渡り紹介するだけの『アニマル・セックス』(73年)というドキュメンタリー映画を思い出す。
関連記事
- 人気連載
【インタビュー】数年以内に数百万人が脳改造!? 猿の脳とコンピュータの接続成功…映画『ホムンクルス』の背景と先取りする未来!ケロッピー前田が徹底解説!
「パンデミック到来に備えよ!」と、2015年にビル・ゲイツは...
- 人気連載
猛毒キノコ御三家も発表! 「毒キノコ」を平気で食べる恐ロシアのキノコ料理&毒キノコの恐怖を亜留間次郎が徹底解説
【薬理凶室の怪人で医師免許持ちの超天才・亜留間次郎の世界征服...
- 人気連載
遠隔エネルギーを送ることができる「サイキックキューブ」が万能すぎる! “波動処理の天才”が作った究極の波動商品とは?
不思議ジャーナリストの広瀬学氏は、科学では解明できないこの世...
【閲覧注意】乳首の洗い方、ウ●コのような赤ん坊、幼児の全裸まで… ドイツの性教育映画『女体の神秘』が超マニアック!のページです。出産、妊娠、ドイツ、封印映画、エロ、性教育映画、女体の神秘などの最新ニュースは知的好奇心を刺激するニュースを配信するTOCANAで
- 超日本
- 【インタビュー】数年以内に数百万人が脳改造!? 猿の脳とコンピュータの接続成功
- 超海外
- 【4月21日】イタリア最後の去勢歌手・アレッサンドロ・モレスキが亡くなった日
- 超科学
- 「毒キノコ」を平気で食べる恐ロシアのキノコ料理
- 超異次元
- タイの宇宙人目撃例がやばい! 空中に浮き、うなずき
- 芸能
- 大野智の新恋人スキャンダルが深刻なワケ
- 超刺激
- 【閲覧注意】「ゾウの鼻に殺された男」がヤバすぎる! 内臓破裂、餌をあげようとしただけなのに…=タイ
- 超ART
- 「人間やめたい」写真家・ゆうきたまの“奇妙な”写真展を取材!
- インタビュー
- 元・韓国スパイの人気占い師「四柱イさん」が的中の秘密を暴露
- イベント
- 東大美術教授が送る「日本現代美術概論」イベントが凄い!
- TV
- 釈由美子が世界進出!! トカナ配給映画『ロックダウン・ホテル/死霊感染』予告編解禁
- STORE
- Rockin’Jelly Bean×橋本梨菜×TOCANAコラボTシャツ爆誕