カルト映画レビュー 第6回

幸福の科学映画に「登場する人物・団体は架空のもの」テロップが…!清水富美加の出家後初主演映画『僕の彼女は魔法使い』/やや日刊カルト新聞

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——フリーライター藤倉善郎(やや日刊カルト新聞総裁)、村田らむ、かに三匹の3人が宗教団体制作のカルトムービーを徹底レビュー!

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カルト映画レビュー第6回:藤倉善郎/『僕の彼女は魔法使い』

映画『僕の彼女は魔法使い』公式HPより

<藤倉採点>
エル・カンターレ度:★★★★★★★
白魔法の明度:★☆☆☆☆☆☆
あの富美加ちゃんだぞ:★★★★★★★

 絶賛公開中の映画『僕の彼女は魔法使い』は、幸福の科学の教祖・大川隆法総裁総指揮による15作目。一昨年、唐突に芸能界を引退した清水富美加(千眼美子)の、出家後初主演映画だ。いつも通り、チケット購入と劇場での鑑賞に信者を動員し、同じ作品を繰り返し観ることを推奨する「グルグル回転菩薩」(恐ろしいことにこれ、本当に信者たちの間で流通している用語だ)という作戦に支えられ、公開第1週には動員ランキングで見事3位にランクインした。

 折しもこの作品の公開前日の2月21日、「週刊文春」(文芸春秋)が大川総裁の長男・宏洋氏の独占インタビューを掲載。大川総裁から清水富美加他の結婚を強制されそうになったとか、宏洋氏がそれを断ると大川総裁が「あの富美加ちゃんだぞ」と口走ったとか、そんな内容だ。

 明けて映画の公開初日。幸福の科学は、「週刊文春」の記事を「全くの虚偽」と非難する長大な声明文を公式サイトに掲載した。さらに教団幹部時代の宏洋氏が信者たちの前で講話した「黒歴史」の映像をYouTubeにアップして晒すなどしたため、ネット上がたいへん盛り上がっていた。

 これはどう考えても、映画より文春・宏洋vs.幸福の科学のバトルのほうが面白い。しかし知人から「観に行かないのか? 舞台挨拶、あの富美加ちゃんだぞ」と言われ、仕方なく公開2日目にシネマート新宿へと足を運んだ。

 開演前の劇場では、この作品の主題歌『Hold On』(作詞作曲・大川隆法)がエンドレスで流れている。歌っているのは大川総裁の長女・咲也加氏だ。「Hold On、Hold On」という歌詞が繰り返される部分が、「ホードー、ホードー」と聞こえる。「週刊文春」の報道に対して何か言いた気な歌に聴こえてしまった。時おり入る「あはははは、んほほほほ」といったスキャットが気持ち悪すぎて、かえって癖になる楽曲だ。

 舞台挨拶では、監督や出演陣が「魔法」をテーマにトークを展開。「もし魔法が使えたら何をしますか?」とのお題に、悪役で出演の俳優・高杉亘が「魔法を使えなくする魔法。だって魔法なんか使えたらみんな努力しなくなる」と言い放った。

 この映画の公開にあわせて幸福の科学は「魔法」は実在するかのように信者たちにアピールし、もはや「魔法」は幸福の科学の教義の一部になっている。それを知ってか知らずか魔法を全否定する高杉に、清水富美加が「でも魔法が使えても、いろいろ努力は必要なんですよ」とフォローを入れる。

 さて、この映画に登場する魔法使いは、いったいどんな努力をするのかだろうか。

コメント

3:匿名 2019年5月26日 22:36 | 返信

フォーゼの頃は女子高生そのものだったな
未だに懐かしくて観てるわ

2:匿名 2019年3月9日 22:03 | 返信

ロケットニュース24を見ているのかと錯覚した。

1:匿名 2019年3月9日 15:16 | 返信

めずらしくTOCANAで正常な記事を見た気がする。

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