【連続殺人鬼】最恐の拷問サラリーマン「リチャード・コッティンガム」! 次々斬首、乳首を噛みちぎり… 被害者100人超えか!?
■続く女性殺害事件
翌1980年5月5日、ニュージャージーのホテルの一室で売春婦のヴァレリー・アン・ストリート(19)の遺体が見つかった。彼女の体は切断こそされていなかったが、背中で手錠をかけられており、口には粘着テープを貼られていた。全身に噛みつかれた痕が残り、脛を激しく殴られていた。彼女は窒息死しており、犯人は用意周到にその痕跡を消すと、死体をベッドの床下に隠して去ったようだ。しかし、間抜けにも犯人は手錠の鍵をなくしてしまったらしい。遺体とともに残したこの手錠からは指紋が検出された。
このホテルでは過去にも未解決の殺人事件が起きていた。1977年12月16日、ホテルの駐車場近くでX線技師のメアリ・アン・カー(26)の遺体が発見されていたのだ。彼女はやはり手錠をかけられた上、粘着テープで口を覆われて窒息死していた。首には絞められた痕が残り、胸や足を切りつけられ、全身に殴打した形跡が残っていた。
ストリートの遺体が見つかってからわずか10日後の5月15日、今度はマディソン・アヴェニューの古いホテルで売春婦のジーン・レイナー(25)の遺体が見つかった。彼女の乳房は切り取られてベッドボードに並べられており、犯人は部屋に放火して立ち去った。
■あっけない逮捕
5月22日、ストリートの遺体が見つかったホテルから「悲鳴が聞こえる」という通報があった。警察が駆けつけると、その部屋には手錠で拘束されて凄惨な拷問を受ける女性の姿があった。逃げようとした男性が逮捕され、女性は無事保護された。
逮捕されたのはニュージャージー近郊に住むリチャード・コッティンガム(当時33)。保険会社でコンピューター・オペレーターを務める真面目で優秀な会社員で、離婚調停中の妻との間に生まれた3人の子供をかわいがっているごく普通の父親だったという。無口で人付き合いは苦手だったらしいが、彼を凶悪な殺人鬼だと思うような人はいなかった。
しかし、ストリートの遺体に残された手錠の指紋とコッティンガムの指紋が一致した上、家を捜索すると、手錠や拷問器具などが次々と見つかったのである。さらには殺人現場から持ち去られた「戦利品」も見つかり、彼が「タイムズ・スクエアの切り裂き魔」であるのは明らかだった。
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