ロシアの航空機が「エリア51」上空を飛行していたと緊急発覚! 遂に宇宙人技術を獲得へ!
先月、ロシア軍の査察機が米国ネバダ州エリア51付近の上空を飛行していたことが明らかとなった。エリア51の周辺空域が飛行禁止になっていることは有名だが、そのような場所を、よりにもよってロシア軍機が飛行したというのは一体どういうことなのか?
■オープンスカイ条約による査察
3月28日の昼間、ロシア軍の航空機Tu-154Mが米カリフォルニア州のトラヴィス空軍基地を飛び立った。これは不穏な軍備や軍事行動を相互に監視するための「オープンスカイ条約」によるもので、他国の査察機に領空を開放、上空から査察を行うことを可能としている。今年に入ってから、米国の査察機もロシア領空内を査察している。
軍事や乗り物のニュースサイト「The Drive」(3月29日付)の記事によれば、Tu-154Mは州内の米軍基地の上空を通って隣のネバダ州へと飛行、チャイナレイク海軍兵器センターから北に進路を変更し、ネリス試験訓練場へと飛行した。かのエリア51、正式名称グルーム・レイク空軍基地はネリス試験訓練場と隣接しており、広範囲を撮影可能なカメラを装備したTu-154Mであれば、エリア51の観測も可能だったと思われる。
人工衛星による宇宙からの監視が当たり前となっているが、上空から直接査察することで得られる情報はやはり多いだろう。最近では米露の関係悪化に伴って、条約が破棄される可能性も指摘されていた。そんな中で久しぶりに行われている査察がどんな情報をもたらすのか、今後も条約が維持されるのか、注目されている。
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